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シンジュク、シブヤ、Cinestill800t

ネオンを撮られよ。さすれば汝は救われる。

そう脳内に直接語りかけられた気がしたので、大好きなCinestill800tを突っ込んで
眠らない街「SHINJUKU」「SHIBUYA」に繰り出しました。

(写真は全てBefore Covidに撮られたものです)

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新宿駅南口前にて。ハレーションがいい感じ。
なぜか当時は「バスタ新宿」というネーミングのダサさにひどく憤っていた。
理由は不明だが若かったからという事にしておこう。

新宿を歩く時はやはりMC漢を聴きながらに限る。MC漢の紡ぎ出すリリックは
新宿という街の隅から隅までを如実に描いていて素晴らしい。
この世の天国歌舞伎町で裏社会科見学、といきたいところだが
ファインダーを覗いてる間に刺されてしまいそうなのでゴールデン街へと向かう。

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常連ヅラで歩きたい場所ダントツの1位である。
「ここの2階の店、マスターと顔見知りでさ〜」とか言って友達連れて行きたい。
昨今はすっかり外国人観光客の御用達になっているとか。確かにデッカイ黒人が
うろついていたな。

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ここはおそらくそんな外国人たちに味噌汁を振る舞うお店。
純ジャパの私でもかなりソソられる。

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読売ランドもびっくりの新宿イルミネーション。
って別にそんなつもりで光ってるわけじゃないんだけどここは普通に綺麗だった。
工事現場でもこの迫力、やっぱ新宿ってすげー。

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新宿夜景の定番スポットですね。F2.8でもISO800なら何とか撮れてて良かった。
ここの景色はちょっとした感動があって、夜に昼間の世界を作り出した人間の
浅ましさみたいなのと、それでもやっぱりこの迫力に圧倒されてなんか不思議な気持ちになりました。

渋谷に移動します。

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情報量が多い。正直なところ嫌いな街です。歩くだけで疲れんだもんここ。
ただカメラを持って歩いてると本当に楽しい場所なのは確かで
プラマイゼロって感じですかね。

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MIYASHITA PARK完成前の風景。ここの雰囲気めちゃくちゃ好きだった。
提灯の光、所狭しと並ぶ店、雑多で閉塞感のある横丁。この狭い空間に
好きな物が詰まっていた。今はちょっと抜けが良くなっちゃったね。


改めてCinestill800tは新宿渋谷の撮影に適していると感じます。
誠実で再現性の高い写りではなく、空気感というかバイブスというか、
後から見返した時に「あーそうそう、こんな感じに見えてたわ」みたいな
そういう感覚があります。
なんていうかフィルムって天気の良い日に屋外で撮ってなんぼみたいなイメージあるけど、個人的にはこういう夜の街を写した時の質感好きなんだよなー。

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