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EMSi Fellow Community Magazine

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EMSi(Essential Management Science institute)Fellow Communityの皆さんの記事を集めました。 EMSi Fellowとは… もっと読む
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2022年11月の記事一覧

軌跡

1.10代の頃好きだった詩   人と自然との関わり方はこれでいいのかな、と思っていた。 谷川俊太郎 『祈り』 一つの大きな主張が 無限の時の突端に始まり 今もそれが続いているのに 僕等は無数の提案をもって その主張にむかおうとする (ああ 傲慢すぎる ホモ・サピエンス 傲慢すぎる) 主張の解明のためにこそ 僕等は学んできたのではなかったのか 主張の歓喜のためにこそ 僕等は営んできたのではなかったのか 稚い僕の心に (こわれかけた複雑な機械の鋲の一つ) 今は祈りのみが信

"あわい"を活かす経営学(その2)

大室先生の頭の中のお話に肯定された件の続きです。 直感に従って楽しいことをやり続けることはいわゆる我がままとは違っています。 直感は腹から来ます。人の純粋化とは自我のない状態。 自己の利益に奉仕するのではなくて、自己実現していきます。 人と自然と動植物がフラットに生きられる社会。 地球のいのちは46億年続いていて、絡まり合って存在しています。 自己実現は一人だけでは出来ないから仲間を必要とします。 純粋に自分のやりたいことをやりつつ他者を肯定する。 西條剛央さんの言葉で

“あわい”を生かす経営学

「あいだの探索・実践ラボ」主催【あいだの哲学道場】8時間耐久セミナー~大室先生の頭の中のあいだの旅~ に参加しました。 大室悦賀先生が話されたことの一部を以下に記載します。 共感が循環するeumoの世界と共通する考えが根底にあり、私自身が行っていることを肯定された気持ちになりました。ありがとうございました。 ------------------ あわいの経営の創出。揺らいでいる状態が本質。 あわいとは二つの間のいずれでもなく、いずれでもある。 男性性と女性性、一人の人の中

グレタ ひとりぼっちの挑戦

グレタ・トゥーンベリの挑戦と苦悩が描かれていたBS世界のドキュメンタリーを観ました。 人間は群れで生きる動物だ。危険を察知した人は群れに伝えなくてはいけない。自分はその役割を持っている、と考えて活動されています。 ニューヨークでの国連の地球環境サミットにヨットで海を越えて参加されました。そのスピーチの一部です。 「あなた方は、私たち若者に希望を見いだそうと集まっています。よく、そんなことが言えますね。あなた方は、その空虚なことばで私の子ども時代の夢を奪いました。 それで