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EMSi Fellow Community Magazine

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EMSi(Essential Management Science institute)Fellow Communityの皆さんの記事を集めました。 EMSi Fellowとは… もっと読む
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#エッセンシャルマネジメントスクール

楽しいは正義

画像は星野道夫さんのものです。 星野道夫さんは1冊の本からアラスカの魅せられて19才の時にシシュマレフ村の村長さん宛に手紙を書いてアラスカに渡り写真家となった方です。自然と人の関係を描いた文章も、とても好きです。 東京都写真美術館で「悠久の時を旅する」写真展に行き、大きな写真の中の自然に包まれるようで感動しました。 それから、EMSリアルクラスに参加しました。基礎コースは全部zoomで行われているのですが、リアルなエネルギーの交感はまた違う楽しさがありました。コース前に主催

さびら

1/11に講演会に参加しました。 沖縄の方が東京までいらして平和のための講演会をされる想い。 宮本亞門さんの言葉   天災は止めることはできないが、人災は止めることが出来る。  いつ人に善のスイッチが入るか、それは共感したとき。  命どう宝 ぬちどうたから という言葉。  沖縄のおばあのうむい(想い)、ごく普通の思いやりを沖縄に住んでたくさん体験した話し。 玉城デニー氏と普天間朝佳氏の、現状を何とか知ってほしいという気持ち。 The Peace Learning Arc

学びの楽しさを伝えたい

(写真は外濠で見つけたゴイサギです) エッセンシャル・マネジメント・スクールの人たちと話していた時に気づいたこと。 基礎コースでは、セルフマネジメントを主に学びます。 そのために、人は誰でも肯定されたいという「人間の原理」を基盤にした「肯定ファースト」の場をお互いに作ります。 そして、価値は、欲望・目的・関心に応じて立ち現れる。自分の関心はなかなか捉えられないという「価値の原理」と、 方法は、目的と状況によって変わる。これさえやればいい、という絶対的な方法はないという「方

軌跡

1.10代の頃好きだった詩   人と自然との関わり方はこれでいいのかな、と思っていた。 谷川俊太郎 『祈り』 一つの大きな主張が 無限の時の突端に始まり 今もそれが続いているのに 僕等は無数の提案をもって その主張にむかおうとする (ああ 傲慢すぎる ホモ・サピエンス 傲慢すぎる) 主張の解明のためにこそ 僕等は学んできたのではなかったのか 主張の歓喜のためにこそ 僕等は営んできたのではなかったのか 稚い僕の心に (こわれかけた複雑な機械の鋲の一つ) 今は祈りのみが信

価値がわかる人のところへ価値は届く

森博嗣氏の『お金の減らし方』を読みました。 お金は、自分の欲しいものに使う。必要なものよりも、欲しいものを優先する、という生き方、素敵だと思いました。 以下、抜粋です。 多額のお金を持っていても、なにも良いことはない。そのお金を、自分が欲しいもの、やりたいことと交換しなければ、価値は生まれない。お金を失うことで、価値が得られるのだ。 お金は、自分の満足と交換するためのものであり、価値があるのは、その満足の方なのである。 「どれくらい必要か」は問題ではなく、大事なことは「

エッセンシャル・マネジメント・スクールで学んだ本質

【方法の原理】 方法は、目的と状況によって変わる。 これさえやればいい、という絶対的な方法はない。 【価値の原理】 価値は、欲望・目的・関心に応じて立ち現れる。 自分の関心はなかなか捉えられない。 【人間の原理】 全ての人間は自らを肯定されたい、肯定したいと望んでいる。 そのため、多様な意見を安心して言える場として、肯定ファーストを基本とする。 【マネジメントとは】 マネジメントとは複雑系を何とかすること。 全てのマネジメントは人を幸せにするためにある。 「良いマネジメ

エッセンシャル・マネジメント・スクールと私

2005年 西條剛央著『構造構成主義とは何か ― 次世代人間科学の原理』が北大路書房から出版されました。 2007年 東洋大学での日本心理学会で「構造構成主義とは何か」のワークショップに参加したことで、私は構造構成主義の存在を知りました。信念対立の解消の理論だと理解しました。 2011年 ふんばろう東日本 2015年 いいチームを作りましょう  〜ソーシャルと成果を両立させる金融とボランティア組織の共通本質から学ぶ〜 西條剛央氏と新井和宏氏の出版記念講演会 2017年

世界は可能性に満ちている

人類1.0 = Give & Takeの世界 人類2.0 = 自らが満たされ、他者にベクトルを向けられる人 人類3.0 = 全ては繋がり、関連しあっていると考える人 自動思考、グルグル思考。最近の私の自動思考は、ほぼ段取りです。あれこれやり過ぎでしょうか。 自分で自分の行動を抑え込む非合理的な信念(イラショナルビリーフ)は、やりたいのにやれない原因となります。 外からの枠なのに自分の考えだと思い込んでいる物事、要らない思考、思い癖はお掃除しましょう。 それにはマインドフル

才能は交通整理された狂気だ

西條剛央 × 方条遼雨 エッセンシャル・マネジメントスクールの西條さんがオンラインゼミの中で対談されました。 方条さんの練習会に参加したことがあります。「力みをぬく」ことが常に大切だと感じました。『上達論』というすばらしい本を出されています。 今回の対談は、哲学 × 武術 の本質論で、様々な物事に通じると思いました。 1. 現実か妄想か 武術、宗教、哲学、民間療法、は自己完結できるために妄想が入りやすい。現実が先に有って理論ができるので、常に現実に照らし合わせて更新して

子育て罰

末冨芳 × 桜井啓太  光文社新書 2021.7 子どもと親にやさしくあたたかい「子ども天国」を日本で実現させるべく、子どもの貧困対策の活動や執筆に日々没頭されている末冨芳さん。 この本はエッセンシャルマネジメントスクールでご縁のあった、小樽市立朝里中学校校長の森万喜子さんがお勧めされていたので読みました。 森万喜子さんの言葉です。 「末富先生の厳しく真実を突く言葉は最高に優しい。そして、この国の子どもをめぐる政策の残念さが身にしみます。子どもがいる人もそうじゃない人も、

ありがとうの循環

会社員から独立されるときに、自分の仕事の値付けがしにくい。 という言葉を聴くことが有ります。 気持ちはわかります。 しかし少し考えてみると「安い方がいい」という気持ちがその根底にあるかもしれないです。 お金は循環することに価値が有るのですが、支払いを少なくして貯めようと思ってしまいがちです。 ある程度の貯金は必要だと思いますが、価値に見合った支払いは大切です。 そこが腹落ちすると自分の仕事への価値づけ、値付けができるのではないでしょうか! ありがとうをはこぶお金、やさし

唯一無二の存在に

初瀬勇輔さんと田中祐樹さんとzoomで話しました。 初瀬さんはユニバーサルスタイルという会社をされています。 https://universalstyle.co.jp/about/overview/ 大学生の時に失明されて就職は100社落ちたとのことです。 障がいを持った自分を「ゆるした」という言葉が心に残りました。 田中祐樹さんは障害者就労支援の仕事をされています。 https://jiritsugaku.com/director/ お二人とはエッセンシャルマネジメン

人は肯定されたい

エッセンシャルマネジメントスクールで大久保寛司さんとの対話がありました。 寛司さんの言葉は理解しやすいけれども普段の生活で忘れがちなものです。 組織での悩みで起こりがちなのがこのような状況です。 「リーダーにそぐわない人がリーダーになってしまう状況」は何故なのでしょう。 「リーダーとして素晴らしい人がさらに昇進すると良くないリーダーになってしまう状況」は何故なのでしょう。 組織や社会は簡単には変わりません。 「人を変える事はできない。 しかし、人が変わることはできます」

エッセンシャル・マネジメント・スクールで「本質行動学」を学ぶ

本質×行動×社会生態学×マネジメント = 本質行動学 Essential Management Science 成長深化の本質はセルフマネジメントにある。 マネジメントとは複雑系を何とかすること。 エッセンシャル・マネジメント・スクールはドラッカー学会公認の唯一のスクール。 代表の西條剛央氏によると、 ドラッカーは「本質学者」というより「本質行動学者」であるといったほうが彼の本質に迫れているといえるのではないだろうか.  ドラッカーはマネジメントの父と言われる。 ドラッ