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月待猫のうた

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思いついた詩の缶詰をつくります。そのときの「うめき」のようなものなので、人にみせるようなものではないかもしれませんが、ご笑覧ください。
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#詩のようなもの

砂詠

このまま世界が終わろうとも 世界に好きだと言い続けよう 明日と昨日が引き裂かれても 見事に実った果実を愛でようではないか 砂に埋もれる木々の葉に 赤き緑が黄色に染まる 人々はただそれを白と呼ぶのだが。 その違いに気がつく夜は、 寂しさの幾ばくかが 自分の孤独を土に返す

沈黙

        。    。  。    、                     、      〜                       ? ?