内潜
自分の内側を見る。
自分の内側を観る。
自分の内側を診る。
内側に潜ることは、外側を締め出すことではない。
外側にあるものを「感じなくなる」ことではない。
外側にあるものを感じつくすことである。
肌に触れる空気、
遠くで生る音、
目の前に佇む色、
触れるにおい、
舌の上のなめらかさ。
「私は今、この世界を感じている」ことを、感じつくすことである。
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