見出し画像

マインドフルネス×嗅覚(香り)

おはようございます、こんにちは、こんばんは

においって気にしますか?

化学薬品のにおいや、においの強い香水やさらには柔軟剤の人工的なにおいなどでスメハラ(スメルハラスメント)という言葉もあったぐらい、においは感情とつながりやすい。

アロマやハーブなどとても癒される香りも多くある。

そんな香りに対する感受性を高める方法を考えました。

お楽しみください。

※感覚シリーズについてはこちらをお楽しみください

※マインドフルネスの手順については目次から「手順」へと進んでください。

においと香りと薫り

嗅覚について、漢字が色々ある

  • におい

  • 匂い

  • 臭い

  • 香り

  • 薫り

「におい」も「ニオイ」と書くとちょっと臭いもの見たいなニュアンスがある

香りと薫りの違いを分かりやすく言うと、香りとは鼻で嗅がれる「におい」を意味していて、薫りとは物の雰囲気から感じ取られる等の比喩的・抽象的な「におい」を意味しているという違いです

  • 命の危険を感知するため

  • 情動と直接つながる

  • 醸し出す雰囲気

いきていく上で、「生死」にかかわるところから、高級な生活、品のある生活においても重要であり、生活の感受性を高めるためにも必要な感性である

目的

人それぞれ好き嫌いがあり、それを大事にしたい。
一方で、自分が感じる範囲や深く感じることでいろんな気づきがある。

ものを使わず鼻の使い方、においに対する感受性を高めることで、
普段と何も変わらない日常をより豊かに感じられるようにと考えている。

でもアンテナの張り方が変われば人生は変わる

自分の持っている能力を最大限に活かすヒントとして使っていただけるとありがたい

概要

嗅覚のポイントは以下の3点

  1. 命にかかわる

  2. 感情にかかわる

  3. 審美にかかわる

6分ほどでこの3つの感受性を豊かにしていきます

手順

以下の手順で進める
音声もあるので、良ければこちらを使ってみて

では始めていきます。


次の手順で始めます

• 目は閉じてても開けてても構いません。

• まず背筋を伸ばしてください。力は出きる限り抜くように。座っていても立っていても寝ていても構いません。
• 次に呼吸に注意を向けます。呼吸による体の感覚を味わってください。空気が鼻から出入りする感覚、胸やお腹が膨らんだり、へこんだりする感覚を感じます。
• そして次に、家族や友人、スマホやSNSに向けていた気持ちや注意を一度全部じぶんに集めます。じぶんを中心に置いてください。
• 過去や未来の思いを一旦手放し『いま』という瞬間に居続けてください。
• ではあらためてゆったりと呼吸します

• 呼吸は自然に
• 鼻の形を感じてみる
• 鼻の横はどこまであるように感じるか、鼻の高さはどこまであるか、鼻の奥はどこまであるか感じます
• 思ったより大きく感じるや小さく感じる、さらには深すぎてなかなかいきれないなど自由な、感じたことを味わってください。

• 次に、少し嫌なにおいをイメージします。遠くから生ごみのにおいや下水道のにおいなど少し漂ってくる感じです
• その時に、顔がどんなふうに歪んでいるか、体のどこに力が入っているか、鼻の形はさっきとどう違うか感じてみてください。

• 次に嫌な臭いは遠ざかり、好きな香りが漂ってきます。みかんやシナモン、ローズマリーなど好きな香りです
• そのき体の力の抜け方、表情の変化、感情の変化を味わってください

• そして感じていた鼻の形がどんな形になったか感じてみてください

 • 最後に文化の薫り、季節の薫りを感じます
• 歴史を感じるような古い街並みや高級老舗ホテル、もしくは春の薫りや雨の薫り、などその場にいると自分もその香りの一部になってしまうような場所にいてください
• 体の感覚の変化、感情の変化を味わってください

• そしてそこに佇んで、鼻の形や質感など感じてみてください。その空間と一緒になっているなど感じ方は自由です。しばらくそのままでいます。

• では最後に、体の余韻を感じてください。呼吸によって体の中の感覚の変化を味わってください。

• (5秒数える) 

• 一段落ついたら、改めて体全体、体全身、椅子や床との接点に注意を向けます。呼吸に注意を向けます。 
• そして次に外の世界に注意を向けます、どんな音が聞こえるか、そとは明るいかや何か動いているか。そして外の世界になじんできたらゆっくりと目を開き、この世界に戻ってきます。 
• 目に光が入り、体が満たされた感じがしたら、ゆっくりと動き出してください

よかったら、いいね、感想、コメントいただけると嬉しいです。

次を担う世代のために、リモート稽古のために空手着や道具作成やリアルな稽古出張のために使います。