見出し画像

唯一無二の多機能スリングバッグCODE OF BELL X-POD レビュー

今回レビューするバッグ:CODE OF BELL X-POD
結論:最高の一品 今後のアップデートにも期待

良かった点

拡張可能な外ポケット

このバッグの最大の特徴でもある、外側の拡張スペース。
このスペースを活用すれば、出先で増えた荷物はもちろん、500mlのペットボトルも楽々収納することができます。
X-PAC素材で覆われていて、サイドのバックルを外し、ジッパーを開けると大きく開く構造になっていて、さらに、付け根のジッパーからもアクセスできるので、わざわざ毎回バックルを外さなくても物が取り出せる仕様になっています。
家を出るときはなるべく小荷物で行きたいが、出先で一時的に荷物になるペットボトルや、コンビニで買ったスナック、どうしても欲しくなった雑貨などを収納し、手ぶらで動き回れるのは、かなり嬉しいポイントです。

サイドの小物ポケット

このバッグのハーネス部分には、極小サイズのチャック付きポケットがそれぞれ2ヶ所存在しています。
このポケットにはAirPodsProや目薬ほどの小物を一つずつ収納することができ、特に頻繁に出したりしまったりするものを入れておくことで、片手でサッと取り出せるのが最高に便利です。
また、このポケット自体がクッションも兼ねているので、体にゴリゴリ当たって痛いと言った心配もありません。

全体のデザインと親和性の高いFIDLOCKバックル

スリングバッグは片方の肩に掛けるので、人によっては頻繁に掛ける肩を入れ替えて、負担を分散させたいかもしれません。
そんな時に重宝するのが、FIDLOCKをはじめとする、マグネット式バックルです。
このバッグはFIDLOCK製のバックルを採用していて、脱着は非常に快適です。
さらに、X-PODの場合、ミニマルと無骨さを両立したデザインなので、このマグネット式バックルのデザインとよく調和していると感じます。

長さ調整の容易さ

普段はスリングバッグとして運用していても、たまにウエストバッグとして使いたい、そんなときはハーネスの長さを少し調整すれば、別のスタイル早変わりします。
例えば、小さな子供と行動する際、抱っこ紐を装着するのに斜め掛けのカバンは相性が悪いので、ウエストバッグスタイルにして、抱っこの快適さと、バッグへのアクセスを両立します。
X-PODはバックル部分でハーネスのベルトを固定しているので、バックルから出ている余ったベルトをグイッと引っ張れば、瞬時に長さ調整ができて、機動性抜群です。

少し気になった点

プラスチックパーツの耐久性

余ったハーネスや、脱着可能なストラップの余った紐を巻いて固定しておくプラスチックパーツがあるのですが、長時間負荷がかかり続けると劣化が加速し、破損の恐れがあります。
頻繁に調整して固定しておく分にはいいかもしれませんが、長さを一度調整したら、ほとんど変更しない場合、ポキっと折れて修復不可能になってしまいます。
使い勝手に大きな影響はありませんが、少し悲しいポイントです。

iPad miniを入れるには少しタイト

これはかなり限定的な用途での話ですが、iPad miniを収納する際に、少しタイトに感じました。
十分な大きさと、拡張性をかねているバッグですが、iPad miniを入れて使うことを想定している人は、iPad以外のものを少し減らすなど、工夫しながら運用する必要があるかもしれません。

結論

スリング開発の熱量を感じるプロダクト

このバッグは個人的にかなり気に入っていて、特に背負った時に表面がX-PAC生地に覆われる仕様は、最高にかっこいいと思ってます。
この形のバッグは僕の知る限り他にありません。
CODE OF BELLは頻繁にマイナーアップデートを行い、日々改善を続けるバッグメーカーの一つなので、今後もチェックしていきたいです。

最新のX-POD(Ⅱ)について

チェストスタビライザーストラップなど、キークリップの変更など、マイナーアップデートながら、かなりこだわりの強い改善を経たX-PODⅡは、初回販売分は完売。
在庫情報等は公式サイトから見られます。
(そこまで大きな変更では無いので、個人的には現行のX-PODでも十分満足できるかと思ってます。)

👨‍💻著者の活動紹介

メジャーなものからマニアックなものまで
リュックやショルダーバッグなどを紹介するYouTubeチャンネル

ノーカットでバッグの細かな使用感が分かるYouTubeチャンネル

バッグやガジェットレビューのYouTubeチャンネル




よろしければサポートお願いします!より良い制作活動に活用させていただきます!