金春

定年退職後、夫婦で世界を旅行中。アジア、ヨーロッパからロシアを回りましたが、コロナ禍の…

金春

定年退職後、夫婦で世界を旅行中。アジア、ヨーロッパからロシアを回りましたが、コロナ禍のお陰で停滞しています。中国への珍道中でnote初デビューしましたが、世界の旅関連の記事を読んだり書いたりしたいと思っています。

最近の記事

カナディアン・ロッキー レンタカーの旅

2017年は6月に南仏プロバンス、11月にギリシアへレンタカーの旅をした。2018年4月には、大手小売業に勤める次女が香港での海外研修を始めたので、北京から訪問して陣中見舞いを行い、ついでにシンガポール観光も行ってきた。夏には妻の友人がカナダ・トロントにいるので遊びに来ないかと誘われ、それではと、まず西海岸のバンクーバーからロッキー山脈を越え、大陸横断列車で東部のトロントにゆく計画を立てたが、1ヶ月以上もかかり長すぎる。東部やトロントは次回にして、今回はバンクーバーとロッキー

    • 令和3年 敦煌への旅

      学生時代に中国語を学びながら”シルクロード”、”河西回廊”との言葉を聞いてなんとも言えぬ古代西域へのロマンを感じたものだ。仕事で20年近く中国各地に駐在したが敦煌には行く機会がなかった。定年退職後に夫婦で海外旅行を始めたが、昨今の事情で自由に動けなくなった。昨年8月から北京に来て高齢の岳母の入院、看病そして葬儀と慌ただしく時間が過ぎ、やっと落ち着いたので中国の国内旅行に出る事にした。中国から海外への旅行は厳しく制限されているが国内旅行は解禁されている。妻と相談して二人とも以前

      • 小説 『空の城』 を読んで

        松本清張原作の小説『空(くう)の城』を文春文庫で読んだ。総合商社が石油部門への進出を焦って熾烈な国際商戦の渦に巻き込まれ倒産するに至った企業小説であり、実際に発生した安宅産業の崩壊を題材にしたドキュメント・ノベルである。1978年「文藝春秋」に連載され、1980年にはNHKテレビで『ザ・商社』とのタイトルでドラマ化された。既に40年以上経っているが今でも通用しそうな内容に溢れている。自分自身も2016年の定年退職まで商社で働き、国際貿易も多少は経験したので小説の場面場面で一喜

        • 令和元年 ロシアの旅

          2019年5月1日、新天皇が即位されて元号が新しい『令和』となった。 戦後の昭和に生まれ、平成の時代に壮年期から定年退職まで勤め上げた自分が、新しい令和の時代を迎えて何をしようかと思ったが、まずは前々から行きたかったロシアへ夫婦で旅行へ行くことにした。令和記念の一つの思い出である。現役商社マンの頃、1990年にソ連時代のモスクワとレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)へ出張で行ったことはあるが、翌年にソビエト連邦が崩壊しロシアとなってからは一度も行ったことがなかった。妻

        カナディアン・ロッキー レンタカーの旅

          ギリシア レンタカーの旅

          2017年6月、南仏プロヴァンス旅行から戻り北京にいる86歳の岳母の様子を見ていたが、8月に長女が初孫を連れて遊びに来てくれた。岳母からみれば曾孫(ひいまご)四代目の子孫となる。女三代の後初めての男の子に嬉しそうにしていた。岳母の容態も安定して来たので、年内にまた旅行に出ることにした。豪州の友人からギリシアが良かった、レンタカーで回ると便利、と教えてくれた。南仏で経験したばかりなのでレンタカーには興味があった。大手小売業に勤務している次女に聞いたら是非一緒に行きたいと言う、ま

          ギリシア レンタカーの旅

          南仏プロヴァンス レンタカーの旅

          2016年9月に会社を定年退職した。自分の好きなことを色々やろうとしているが、やはり旅行が楽しい。2017年4月に86歳の岳母看病の為に妻と北京入りしていたが、小康状態になったので二人で旅行に行くことにした。妻の友人が南仏に行って来てとても良かったと紹介してくれた。小さな美しい村が集まっているプロヴァンス地方が良い、あちこち動き回るには車が便利と聞いたのでレンタカーで行くことにした。団体バスツアーでパリや西北部に行った事はあるが、自分で車を運転して南仏を回るのは初めてである。

          南仏プロヴァンス レンタカーの旅

          令和2年 コロナ禍の訪中日記

          令和2年(2020)の新型コロナ騒動の中、中国を訪問する事になった。 4年前に定年退職し、夫婦で世界中を旅行して第二の人生をエンジョイしていたが、コロナのお陰で生活が一変し、海外旅行にも行けなくなった。当分は東京の自宅でじっと我慢していようかと思っていた矢先に北京の義母が入院した為、急遽夫婦で北京へ戻ることにした。現役の商社マン時代には、北京を始め中国各地に合計20年間駐在し中国貿易にはそこそこの経験があるのだが、今年、武漢から世界中に拡大したコロナ禍での訪中は勿論初めてであ

          令和2年 コロナ禍の訪中日記