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「お金は使わないと増えない」の本当の意味

フリーランスになって3年目の去年、夫の扶養を抜けた。

収入が増えたのが直接的な理由だけど、いわゆる130万の壁を気にせずどんどん仕事の幅を広げていきたいという思いもあった。

で、約1年が過ぎた今はというと、正直言ってピンチだ。

ここ数ヶ月のあいだに、報酬のよかった案件がいくつか終了してしまったので、扶養を抜けたときより収入は減っている。

口座の残高を恐る恐る確かめては「今月はまだ大丈夫…でもそのあとは…」とおびえる日々。

しかも今月末は向こう半年分の国民年金が引き落とされる。我が残高、風前の灯。

その不安から、極端な節約生活に走る私。これがよくなかった。

例えば入浴後にかかとに塗るクリーム、お値段わずか500円。「でも節約しなきゃ」と買わずにいたら、案の定かかとがガサガサになった。

こんなものも買えない私って…かかとガサガサだし…と分かりやすく自己肯定感が下がる。

手っ取り早く稼ぐためにバイトをしようとしたら、募集要項に「持ち物:黒いズボン」そのズボンを買う金がねえんだよ!とあきらめる。

一事が万事そんな調子で節約しまくっていたら、仕事をする気力も削がれてしまい、一時は燃え尽き症候群のような状態に陥った。

お金を使うのを控えていただけのはずが、お金を稼ぐほうも節約モードになってしまった。

収入の範囲内でやりくりするのも大事だけど、払うべきところで払わないと長期的には損をするのかもしれない。

「お金は使わないと増えない」と聞いたことがある。スキルアップのための自己投資をしようという趣旨だと思うが、投資以前の消費もある程度は必要だということがよく分かった。



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