愛し合いたい カナシミとも痛みとも
笑顔は少し遠くても 消えたわけじゃないだろ
何回だって踏み潰されて生きよう
涙の先に Everything's gonna be alright
－SKY-HI カミツレベルベット2020
https://youtu.be/__Ez595Jxts

今回は私の推し《SKY-HI(AAA 日高光啓)》に救われたちゃんみかの話です。
私元々16の時からAAAが好きでした。
元々は與真司郎くん推しだったのです。日高くんに対しては「目鼻立ち整ってるな〜」「ファンサービスがすごいな〜」としか思っておりませんでした。

20歳の頃、私は技術職から事務職に異動になりました。
引き継ぎやはっきりしたマニュアルがほぼない中、日々進めなくてはいけない業務は溜まるばかり。
よく分からないまま仕事を進めては、ミスをして、そのフォローをする。そりゃあ仕事は進みませんよね。
平日は朝から夜22:00までして、休日出勤しても終わらない仕事。
終電で帰る日も多く、なんとなく「このまま消えてしまいたい。」と線路を見つめて飛び込みたくなることも多かったです。

ある日。とある部品の発注漏れが発覚し、その日必ず回さなければならない生産ラインがストップすることに。
購買担当が私で、工場長・ライン長諸々の上司は大激怒。
(なぜミスしたのかも分からない。。いつ発注書を打ったかも分からない。。どうしよう。。記憶にない。。怖い。。)←良く考えればADHDの典型的なヤツ
私は、不安感と恐怖に苛まれてパニックになり
「私なんて雇わなければよかったと思ってますよね！！消えてしまいたい！！死にたい！！」
と叫びながら大泣きして。会議室を飛び出して屋上へ。
先輩が慰めに来てくれたけれど、自分の不甲斐なさとミスへの恐怖と諸々で。
涙は2.3時間止まりませんでした。

その日は仕事にならず、最低限こなして退勤。
もう辞めてやる。とか思いながら開いたYoutubeで、たまたま見つけたのが《カミツレベルベット》のPVでした。
冒頭の歌詞が心をふわっと優しく包んでくれた気がして
もう一度立ち上がりたい、きちんと前を向きたい
そんな気持ちを後押ししてくれました。

これをきっかけに彼の世界へどんどん引き込まれ、ライブにもイベントにもたくさん足を運びました。
生で五感で感じるSKY-HIの言葉の強さ。心を心で抱きしめてくれる感覚。「ああ、明日もこれで生きていけそうだ」と心から安心できるんです。
表題にあるうつヌケをできたのも彼のおかげでした。

I thik, I sing, I say
ま、ともかく  愛し合ってたいね
どうやらこの世界は君が 思ってるより優しい
I thik, I sing, I say
捨てたもんじゃないぜ Hey brother
遊ぼうよ今夜は
－ SKY-HI,Reddy 《I Think, I Sing, I Say》
https://youtu.be/NtYdKLTL1H4

「世界が敵ばかりだ、誰も私の感性をわかってくれないし見えすぎてしんどい。
きっとこの特性を言ってもわかってくれないだろう」
ADHDになったばかりの私は、発覚したからって世の中は障がい者の目で見るし誰が受け止めてくれるんだよって割とマジで思ってました。
冷たい目で見られたらどうしよう。きっとみんな私がおかしいって気がついて笑ってるんだろう。
そんなことを考えて仕事してるもんだからとうとううつになりまして。
そんな渦中で出会ったのがこの曲でした。
ものすごくハッとして、私誰かに特性を分かってもらいたくて、一緒に手を取って貰いたかったんだ！と自分の心の奥底にあった思いに気づけました。

SKY-HIの歌詞に勇気を貰って、職場でADHDのことをカムアウトしました。どうすれば楽に仕事ができるかも一緒に考えてもらえて本当に良かったなと思っています。
(結局周囲の目が気になりその会社は退職しましたが。。あの時の上司先輩には本当に感謝しかありません。)
思ってるより世界って優しさもあるんだと、気が付かせてもらえて力が湧きましたね。

私は、音楽は人に明日への生きる力をくれるものだと思っています。
SKY-HIの歌詞には本当説得力ありますが何より
「辛いよね、そうだよね、わかるよ。」と
隣で肩をさすってくれているような優しさも感じます。
(彼はナイーブで誰より感受性が強いからかなぁと最近感じますが)

私もそんな人間になれたらいいなと。
今や生き方も影響されちゃってますね。(笑)

もちろんたくさん好きな曲も影響された曲もあるんですが、とりあえず今回は2曲。
良かったら色々聞いてみて頂けたら嬉しいなぁと思います。

SKY-HIチャンネルはこちら→https://www.youtube.com/user/SKYHICHANNEL

また「生きててよかったな」と
あなたが思えますように。