アダルトチルドレンを聞いたことはありますか。

私は、産業医の先生との面談で初めて知りました。

先生から『あなたは、中等症のうつ病でアダルトチルドレンです。』と診断されて、休職することになりました。

アダルトチルドレンとは、子どものころに、家庭内トラウマによって傷つき、そして大人になった人たちを指します。子どものころの家庭の経験をひきずり、現在生きる上で支障があると思われる人たちのことです。それは、親の期待に添うような生き方に縛られ、自分自身の感情を感じられなくなってしまった人、誰かのために生きることが生きがいになってしまった人、よい子を続けられない罪悪感や、居場所のない孤独感に苦しんでいる人々です。

私は親からの命令は絶対で自分の意志がなくなっていました。
中学、高校と大学に行くためにひたすら勉強して、大学に入学しても自分の意志で遊ぶ方法が分からなかったので、また勉強しました。

そして、就職してからも休日に何をすれば良いか分からずまた勉強しました。

職場の上司やパートさんと話していると他の家族と自分の家族の考え方に違和感が出てきました。

そこから、メンタルがおかしくなったような気がします。

『タコピーの原罪』という漫画、聞いたことありますか。

私は読んだのですが、私の子供の時を見ているようで泣いてしまいました。

この漫画アダルトチルドレンの特性がよく表現できていると思いました。

◆虐待された子供が親になると同じように虐待する
◆他人に認められないと生きる価値がないと思う
◆家庭環境が悪い子供がいじめをする
◆親がアダルトチルドレンだと子供もアダルトチルドレンになる
◆子供が親の機嫌をとる

まだ、たくさんありますが実際に読んでみてください。
共感できると思うあたなはアダルトチルドレンだとおもいます。

アダルトチルドレンは26歳ごろから違和感がでてきてアルコール依存症やギャンブル依存症などの依存になる人が多いそうです。

私も26歳でうつ病になって、精神病院に通院しました。

アダルトチルドレンは自分の本音を他人に話すことが苦手なので、初診では生まれて初めて他人に弱音を吐きました。

いままで、我慢してきた感情が全部でてきて、号泣したり吐いたりしてたいへんでしたね。

それから、毎週カウンセリング行い。トータル20時間くらいしてやっと自分の過去と向き合えるようになりました。

それから、アルコール依存症やギャンブル依存症の人達とグループカウンセリングを行ったのですが。

みんな私と同じような苦しみがあって、自分を映した鏡のようでした。

よく言っていたのが

◆本当に自分が何がやりたいのかが分からない
◆他人が困っていると自分を犠牲にしてでも助ける
◆楽しいといった感情がない
◆自分が幸せになることに罪悪感がある
◆他人に相談できない

私は、20代なのですが、グループのメンバーは40,50代でたいへんな経験をされている方が多いです。

話を聞いてアルコールとギャンブルは絶対にしないと誓いました。

私は個人カウンセリングよりもグループカウンセリングの方が効果があったのでおすすめです。

個人カウンセリングは精神的に負担が大きくその日は眠れなくなっていました。

アダルトチルドレンの特性があると思った人は、アルコール依存やギャンブル依存症になる前に産業医などに相談することをおすすめします。

治療は若い時からの方が失うものが少なくてすみますし、残りの人生を楽しく過ごしたいですよね。

最後に、私がうつ病のときに元気をもらった本を紹介します。

レビューも400件以上あって、評価も高いのでおすすめです。

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私は、この本を読むために登録しました。

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アダルトチルドレンの方が幸せになれることを願っています。

他にもメンタルの記事を書いているので良かったら見てください。