約5日かけて、キーホルダーを10個作りました。
木は端材を手に入れたので、それをまた切るなど少し手を加えて四角柱にして、アクリル絵具を思いのままに塗りたくりました。パネルに描く作品ではコラージュなども施すのですが、キーホルダーの場合は取れてしまったら困るのでペイントオンリーです。

そしてニスも塗りました。つや消しのニスだそうなので落ち着いた感じです。絵具やニスを塗る時は完全に乾いてから次の工程に入らなければなりませんから、アトリエは長時間暖房をつけなければなりませんでした。

ニスが乾いたら金具付けです。金具も丸環、チェーン、ヒートンがひとつながりになっているものを入手していたので、ひとつひとつ木のてっぺんに穴をあけてヒートンをねじ込んでいきました。チェーンとヒートンが絡まって作業しにくかったですが、なんとかできました。

こうして手軽に手に取れて、しかも一つとして同じ物がないキーホルダーが10個できました。これは5月のデザインフェスタで販売する予定です。
こうした1点物グッズは他にうちわを制作中で、あと手ぬぐい、トートバッグの制作も考えています。しかしあくまでも販売は「実験」段階です。手軽に手に取れるようにと考えると、あまり何万円とかいう値段がつけられないのです。数千円が精一杯です。いわゆるハンドメイドというのは、私には向いていないなとグッズを作っていて思います。
（絵もハンドメイドだけど、いわゆるアクセサリーなどは私にとっては価格的に割に合わないのです）