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読書しなかったあの頃の私に、今教えてあげたい継続方法

私は現在40オーバーで、いろんなことに挑戦中ですが、そのために最初に取り組んだのは、「読書」。

読書がすでに当たり前の方には「遅いよ!」と思われるかもしれませんが、私は人生において「遅すぎるなんてことはない!」と自ら立証したいと意気込んでおりますので、どうか温かい目で見守ってくださると幸いです(*^^*)

今回は、人生で数えるほどしか読書してこなかった私が、自ら読書を勧める理由と挫折しないで続けられている理由を書き綴ります。

1. 私の読書ヒストリー

・幼少期 絵本程度
・青年期 ほとんど読書せず
・壮年期 社会人になってから読書家の知人のススメで数冊完読

まとめてみると、やばいですよね!!
本当に人生無駄な時間を過ごしてしまったと反省します。

人生できちんと本を読んだのは、30代になってからでした。
会社で知り合った方で、読書が毎日の習慣だという素晴らしい趣味の方がいまして、私があまりにも本を読まないことを知り、読書を勧めてくれたのです。(今でも感謝!)

しかも、私レベルに合わせて選んでくれるという大サービス付きです。
お借りしたのは数冊でしたが、私は見事に完読することができました。
なぜならそれは、単純に面白かったからです。

本って面白いんだなと初めて実感した経験でした。

ちなみにその中で一番心に残っているのが瀬戸内寂聴さんの「釈迦」。
仏教の開祖であるお釈迦様のお話ですが、それを弟子僧のアーナンダの目線から描かれた小説です。

これは、当時電車の中で読むことが多かったのですが、「もう着いちゃった」「もっと読みたい」と思うほど読み進めるのが楽しくて楽しくて夢中になった本です。仏教というよりお釈迦様の人間味などを身近に感じられるとてもいい本だと思うので、ご興味のある方は是非読んでみてください。

このように、知人の素晴らしいセレクト力のおかげで、何度か完読体験をすることができた私でしたが、その後自ら本を手に取ることがあっても、なかなか読み進められず挫折を繰り返していました。

その時の自分はこう思っていました。
・自分には合わないんだな
・面白いと思えないし
・時間もないし必要もないし
・時間と必要ができたらにしよう

その頃は、読書に必要性をさほど感じていなかったことが大きかったと思います。無知ってある意味幸せだと思います。でも知ることで奥深くなるのが人生。奥深い人生を歩みたいと思う今なら、あの頃の自分に、読書は人生には必要なツールだと教えてあげたいです。

2. 読書を続ける方法

そんな私が、挫折せずに読書を続けられるようになったのにはきっかけがありました。

それは、
面白くなかったら読まなくていい」という読書方法
を取り入れたことです。

ネットで「読書 継続方法」とか調べると出てくる内容です。
これって、読書家の方にはどうなんでしょう。

ただ、私にはこれがピッタリの方法でした。私は性格上、本は最初から最後まできちんと読まなくちゃいけないと思う方でした。
でも、これが自分にとってはすごくきつくて、面白くないものを読み進めるのには時間もかかるし、忍耐も必要で、結局最後には挫折してしまいます。

本から得られる様々な効果や効用は、たくさん読めば読むほど増えます。それなのに、面白くない本を読むために時間を使っていては、得られる効果効用が減ってしまいます。

それよりも、面白くない本は読まない!という選択をして、今の自分には必要ないと考えた方が効率的だと思います。

こうして、自分が面白いと思える本だけを読むうちに、もう一つ変化がありました。

それは、本を読むのが速くなったこと。そして1冊の中でも必要な箇所だけ抜粋するような読み方ができるようになったこと。

これは、速読と呼ばれるものに含まれるのでしょうか?今の私はまだ速読についてはそこまで興味がないので詳しくはわかりません。いずれは取り入れたいと思っています。

とにもかくにも、読書初心者にはこの方法は断然オススメです

3. 現在の私の読書

こんな偉そうに語る私ですが、まだまだ読書初心者で、1か月に5冊読むことを目指して挑戦しているところです。

最近は、このnoteでいろんな方の投稿を読む時間も増えました。文章を書くのが巧い方というのは、きっと読書もたくさんされているんだろうなと想像します。

あともうひとつ、読書と比例して増えたのは、文章を書くことです。

読書をするといろんな情報がインプットできます。いい情報を得ると、忘れないように手帳へ書き留めたりすることが自然と増えました。そこから、自分の今後に生かされることもたくさんありました。

これって凄いことだと思います。自分が体験してないことでも本を読めば答えが書いてあったり、自分に取り込めることがたくさんあります。

ソクラテスさんの言葉を引用します。

「書物を読むということは、他人が辛苦してなしとげたことを、容易に自分に取り入れて自己改善をする最良の方法である。」(ソクラテス)

せっかくの情報を確実に自分のものにするためにも、読書後のまとめ作業も必要だと最近感じています。

私は、読書ノートを1冊作って
・印象に残ったエピソードや言葉や表現を書く
・そこから気づいたことを書く
・今後の行動に移せることを書く
に挑戦しています。

まだまだ挑戦継続中なので、これによる気づきや変化があった時には、書き綴りたいと思います。

4. 最後に

読書は、「学ぶこと」の一つだと思います。
そして、学ぶことは人間の愉しみだと私は思います。

学ぶことで自分が成長していると実感できますし、知識を深めればもしかしら人の助けになることがあるかもしれません。人生を奥深く味わうことができるなど、自分にとって可能性が広がると思います。

私はそうであると信じて、これからも学びの一つである読書を続けていきたいと思います。


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