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Everyones gone.
Emi, Broderick, Henry, even Oliver Queen.
Who's left to believe in?
No one but GREEN ARROW

オリバークイーン

あらすじ

シアトルでホームレス達が姿を消している事件を追うグリーンアローは、ブラックキャナリーと遭遇しママが行方不明になった子供を保護することに。
人を攫うアンダーグラウンドマンの痕跡を追い秘密結社“ナインスサークル”の存在にたどり着き、彼らに宣戦布告をするオリバーだったのだが、
その犯罪にクイーンインダストリーが絡んでいることを知ってしまい、彼らの刺客シャドに襲われ、その娘にして腹違いの妹エミに裏切られ倒れてしまう。
オリバークイーンは社会的に死に、仲間に裏切られ、グリーンアローただ1人が巨大な陰謀に立ち向かう!

ソーシャルジャスティスウォーリアを自称しながら
裕福に暮すオリバーを偽善者だと言い放つダイナー

ソーシャルジャスティスウォーリアー

元々はフェミニズムや市民権、多様性といった進歩主義的な考え方を広めようとしている人達を示す言葉だったのだが、現在では侮蔑的な表現として使われている。
グリーンアローのリバース期のキーワードとしても使われておりオリバーは自分は“ソーシャルジャスティスウォーリア”であると自称している。
特別な力を持たないグリーンアローだからこそ強者に蹂躙される一般人の味方であり続けられるのだ
オリバークイーンは確かに大金持ちだが人々への支援を惜しまない、人が変われると信じているから、かつてのどうしようもないクソ野郎オリバークイーンがここまで変われたのだから。
彼は特別な存在ではない皆変わっていけるはずだと大声で呼びかける。
彼はソーシャルジャスティスウォーリア“グリーンアロー”なのだ

弱きを助け強きを挫く正義の味方であり続けるのだ

ナインスサークル

富豪達が集まるナインスサークル
富による権力で人を蹂躙するその目的は

ナインスサークルへグリーンアローが向けた言葉は
“お前達が何者でもないと思い知ることになるだろう”だった。
更にはナインスサークルの正体を銀行であるとまで言っているのである。
ナインスサークルは金による権力を持っただけの存在だ、それだけで自らを特別であると思い込んでいる特権階級だ。
表向きはセレブを装っていているが暗闇に潜んで人々を苦しめている、自らの富を拡充し更なる権力を得るための空虚な組織だ。
対してオリバーは今回富と立場を失うことになるのだが決して屈しなかった。
自分が何より“グリーンアロー”であると知っているから。彼にとって富は人々を助ける手段に過ぎないのだから。
グリーンアローのあり方と対極のような彼らはまさしく宿敵に相応しい存在であり、彼らのような存在とグリーンアローはいつまでも戦い続けていくのだろう。少しでも進歩した社会、人にセカンドチャンスが与えられる社会を目指して━

アローファミリー


グリーンアローとブラックキャナリー
名コンビの復活だ!

オリバーの妹でありグリーンアローの相棒目指して修行中なエミコや、
ブラックキャナリーとの再会と共闘、リランチ前の夫婦であった世界を思わせるような連携と痴話喧嘩を見せてくれる。
大親友のディグルに技術屋のヘンリーとグリーンアローを取り巻く面々も登場し初心者にぴったりなコミックであると言えよう。
グリーンアローが再び生まれ変わり新たな一歩を刻むグリーンアローリバースを買え。
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