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【実話】19歳でアドラー心理学を知った青年は、10年後どうなったのか?


どうも!
いなパパです

今日はタイトルに関して、
ノンフィクションでお伝えできればと思います〜

アドラー心理学は、
心理学という名がついているものの、
その本質は人生哲学に近いものであり、
より幸せな人生を自ら切り開いていくための、
地図やコンパスになりうる思想になります

「アドラー心理学初めて聞いた!」
「アドラー心理学、聞いたことあるけどまだよくわかっていない」

という方は、
ベストセラーのとてもわかりやすい
書籍もありますので、
ぜひそちらをご覧ください↓


そしてここからは、
ある程度アドラー心理学に関して
知識をお持ちの方であれば
お読みいただける形にさせていただきました
ご了承いただけますと幸いです!



結論:どうなった?人生の3つのタスクに基づいて進捗報告します!

さて、19歳の時に、アドラー心理学の
いろはやその歴史的背景などを学び、
文字通り価値観を揺さぶられた青年は、
その日から『課題の分離』や『共同体感覚』を
意識して生活を始めます

いわゆるアドレリアン(アドラー心理学の実践者)ですね

青年は、『嫌われる勇気』に出てきた青年ほど、
実践に苦戦せず、
人間関係の悩みも少なく、
精力的に人生のタスクを積み上げてきました

そうして過ごしていくこと10年間、
29歳になったアドレリアンはいま、
どんな暮らしをしているのでしょうか?

『仕事のタスク』では、最高の役割を与えられている

仕事のタスクでは、
信用に基づいて、他者と関わり合い
分業することで生存を達成していきます

青年が特に重視した点は
"分業で自分が何を担うか?"
この選択です

意義を感じないながらも、
青年にはこれまで積み上げてきた、
学業の積立がありました

そして、親にも恵まれ
好奇心が潰れずに残っていました

そういった背景から、
青年は大学院で培った
実験などの研究力を活かして、
企業の研究職へと就きました

青年は今、持ち前の創造性と勇気を活かして
研究開発部門の立場から、
新規事業の開発に携わっています

実は、企業の研究開発職で、
新規事業テーマを立ち上げる人材は、
慢性的に不足しています

青年は自らの蓄えてきた知識を経験を活かし、
ブルーオーシャンともいえる、
競合が少なく今求められている役割を
全うすることに恵まれております

『交友のタスク』では、多くの人に恵まれている

交友のタスクでは、
他者の見返りを求めない、
信頼を寄せる勇気が求められます

青年自身、アドラー心理学に出会う前は、
人間関係に消極的で、
自分から話しかけたり、異性に告白することも
思い切ってできずにいるような人間でした

しかし、アドラー心理学に出会うことで、
自ら動く、自ら変わることの勇気の大切さを学び、
19歳からは積極的に周りの人に話しかけ、
興味を持ち、尊敬することを実践していきました

そして自らが得意なことに関しては、
損得勘定などせずに積極的にGIVEして、
相手からは何も求めないというスタンスを
貫いていました

その結果、上下関係問わず
多くの年代の方々と、
より自分らしい交友関係を築くことができ、
互いに尊敬できるような間柄の人たちに
恵まれることができました


『愛のタスク』では、パートナーと子どもと自分らしい暮らしを貫いている

愛のタスクでは、自分のためでもなく、
あなたのためでもない、
主語を”わたし”から”わたしたち”に
昇華させることが最終的な愛のタスクの目標になります

対人関係の出発点は”課題の分離”で、
対人関係のゴールは”共同体感覚”

確かに”共同体感覚”はパッと聞いても
「は?」という印象しか抱かなかった青年

しかし、10年が経ったいま、
良きパートナーに巡り合い、
子宝に恵まれ、まさにいま
”わたし”という主語から、
”わたしたち家族”という主語に、
さらには”わたしたちの住むこの宇宙”という
壮大な共同体感覚まで実感として抱きつつあります

われわれは今ここに存在し、
”過去の共同体”から多くを学び
”今の共同体”と力強く人生のタスクをこなし、
”未来の共同体”にバトンを渡していく

そうした感覚を抱いて、
今まさにパートナーと子育てに奮闘中です

改めてアドラー心理学を振り返ってみると

腑に落ちるまでに何年もかかるのは本当だった

青年が19歳でアドラー心理学に出会ったのは、
幸運なことだったかもしれない

確かに画期的な考え方だとは感じた

しかし青年は、
今を力強く生きていく中で、
社会人になり、社会の波にもまれ、
何度かアドラー心理学が頭の中から
離れそうになることもありました

しかし心の中で力強く
”課題の分離”は価値観として根付いていましたし、
愛と勇気はしっかりと根付いていきました

そして10年経った今、
腑に落ちた感覚は確かにあります

一方でゴールに辿り着いたわけではない
これから子育てを通じた愛のタスクがありますし、
ライスワーク、ライフワークを通じた仕事のタスクも、
充実な人間関係を目指した交友のタスクも、
まだまだこれからです

ただひとつ言えるのは、
アドラー心理学という、
アドラーの力強い思想体系があったからこそ、
周りに惑わされずに、自分の信念のもとに
人間関係を構築できたことは確かで、
これからの人生もこれまで得られた勇気で、
突き進んでいけると信じています

地図とコンパスはリュックに入れておかないともったいない


そして、アドラー心理学との出会いから10年が経った青年は、
改めて名著の2部作、
『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』
を読み直すことで、どれだけ自分の人生が
アドラー心理学によって支えられ、勇気づけられ
力強く歩んでこれたかを再確認しました

アドラーがいつも実践を重視していたように、
このアドラー心理学も一般論として学んで終わりではなく、
ぜひ肩身離さずにこの思想を持ち歩き、
忘れかけた時、思い出したい時に
開いて線を引く

そんな実践を重ねることで、
よりアドラー心理学の凄みを理解でき、
さらには今の時代に即した形で、
さらにシンプルに、若しくはもう少し細分化した形で
再提案する

そんなこともできるのではと考えています
そういう意味で、100年時代を先取りしてしまった
アドラー心理学の地図とコンパスになる
『嫌われる勇気』、『幸せになる勇気』は
今を力強く生きる全ての人の携行品に相応しいと考えています

これからアドレリアンになる人へ

アドレリアンの苦痛と喜びは必ず人生の糧になる

アドレリアンとして生きて得られる実践知は
決して生やさしいものではありません

当然痛みが伴いますし、
勇気を出せば出すほど、
当然出る杭を打つ者が現れます

負けないでください

あなたがあなたらしく、
共同体のためにできることを
していくことは誰も止められません

その貫く勇気こそが、
貫いた先でかけがえのない仲間や、
かけがえのない気づきを与えてくれ、
それが喜びとなります

同調圧力に屈しず、自分らしい人生を

日本は特に同調圧力の国です
今の時代になっても、これだけ個人に優しい
アドラー心理学が多くに普及しない理由に、
やはり影の独裁者の存在があると思っています

彼らは個人が裁量権を持つことを極端に嫌います
「従業員は忠実に上の指示に従っていればいい」
そんな無言の圧を日本企業に勤める多くの人が
感じとっています

感じ取ることと、実際にどう行動するかは
全くの別問題、あなたの課題です

あなたが自分らしい人生で、
今いる会社に積極的に貢献しようとする思いや
実際の行動に対して、
全ての人が反感を抱くことはないでしょう

10人いたとして、
1人は反感を抱き罵るかもしれない、
7人は同調圧力に屈し距離を取られるかもしれない、
でも残り2人は、
それ以上に価値のある、”あなたのサポーター”に
なってくれるでしょう

まずはその1歩を踏み出す勇気を
あなたが変われば、周りも変わります
周りが変われば、組織が変わっていきます
組織が変われば、会社が変わります
会社が変われば、日本が変わります
日本が変われば、世界が変わります

あなたから始めましょう

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました!
お気づきかもしれませんが、
今回登場した19歳でアドラー心理学に出会った青年は
まさに筆者のことです

あれから10年経ち、筆者はすでにアラサーに達しています
アラサーなのに、学生のような活力を持ち、
未来に希望を持っている

それでいて何にも縛られずに自由に生きることを
楽しく目指している

そんな今の幸せな状態も、
アドラー心理学は大きく影響を与えていると
筆者は実感しています

だからこそ、今に不満があったり、
悩みを抱える人、
さらには人間関係をより良くしていきたい人

ぜひ1度、アドラー心理学の名著2部作を通じて、
人生をより良くする勇気を手にしてみてください!

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ではまた!


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