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「怒り💢書いてポイっ抑制効果あり。」新聞記事を読んで、うつ経験者が感じたこと。


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先日、新聞記事にこんなことが書いてありました。

「怒り💢書いてポイッ抑制効果あり」

怒りの感情を紙に書いて捨てることで、抑制する効果があることを、名古屋大の研究グループが実験で明らかにしたそうです。

実験では、大学生50人が喫煙や税金に関する社会問題の意見を書き、わざと「大学生が書いた文章とは思えない」と低い評価を記した紙を別の学生から受けとる。

その時に感じた気持ちを分析し、紙に書いた上で、①紙を丸めて捨てる②机に置いたままにする、のいずれかの行為をしたところ、評価を渡す前、渡した時、①か②の行為後の計3回アンケートを実施。

怒りを表す「怒った」「いらだった」などの感情が当てはまるか尋ね、怒りを得点化したところ、評価を渡すと怒りの得点は増えたのに対し、丸めて捨てた場合は評価前と同じくらいまで減ったそうです。

机に置いたままでは、あまり減らず、捨てる代わりにシュレッダーで裁断しても、同程度の抑制効果が確認された。

イライラを感じたときは、そのイライラを紙に書き出し、丸めてポイっとすれば、怒りを抑えられるかも。

中日新聞2024.4.10


んー。たしかに、実験ではそうかもしれませんが、これは心が健康な状態のときに限定されるのかな。

っていうのが、実際にうつを経験したボクの感想です。

もちろんアンチなんかじゃありませんし、怒りを紙に書いてポイと捨てることで、抑制効果はあると思います。

ボクも、突発的な怒りを感じたとき、紙を投げすててスッキリした経験、ありますしね(笑)。

でも、そのとき感じたのは、本当に怒り💢を感じたときって、「そもそも紙に書いている余裕がない」ってこと。

紙に書けるくらいの怒りなら、その時点で既に冷静になれているような気がします。

うつのときに感じる怒りって、今まで我慢に我慢を重ねてきた人が、「もう我慢できない!!」となって、まだ我慢して蓄積する怒り。

わかりやすく言うと、ブレーキが効かなくなったフェラーリが時速300キロで街中を走るようなもの。

もう既にコントロール不能…。っていうか怒りを通りこして、悲しみにすり替わっちゃう。

だから厄介なんですよねー。

ちなみにボクは、うつだったとき、“マインドフルネス呼吸法”で怒りや先の不安をしずめていました。


話を戻します。「怒り💢書いてポイッ抑制効果あり」は、うつのときは抑制効果不能。

っていうのが、実際にうつを経験したボクの感想で、それ以上でも、それ以下でも、ありません。

なんか、こんな記事で、ごめんなさいね。

くれぐれもアンチなんかじゃなく、新聞記事を読んで、うつ経験者が感じた率直な感想でした。

あなたは、どう思いますか?


はい、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

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うつぬけマン

参考、引用 中日新聞(2024.4.10)

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