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【英語は40歳を過ぎてから】 書評#100

みなさん、いつもお世話になっております!
本日は、私の投稿の軸とする一つ「本」「読書」に関して書かせていただきます。

自己紹介に書いたマイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

今回記念すべき#100は、英語です!
私は今年で40歳。勇気あるタイトルに惹かれました!

ヘッダーは、相互フォローさせていただいている鐘井ユウさんの作品を使わせていただきました!
ありがとうございます!!


目次


基本情報

桜井俊彰(著)
青春出版社 出版
2000年4月10日 第1刷発行

全207ページ
読書所要期間2日

購入先

本書ももちろんバリューブックスさんです!!
社会への貢献具合が半端ない!!
いつもありがとうございます!!

私が本書に出会うきっかけ

中学生で英語を勉強するようになってから、ずっと興味があった。
子どもの頃から航空業界にも興味があり、必須のスキルであるということを理解していた。

しかし、なかなか勉強が定着しない。
今も興味はあり、勉強アプリを入れたり、ポッドキャストを聞いたりしてきたが、イマイチ続かない・・・

それでも長い人生、100年時代だとすれば、残りあと60年くらいはある。
少しずつでもコツコツとやっていれば、少しは変わるのではないか?

そんな思いに駆られ、2024年のはじめに書いた私の個人的目標の中に「英語の勉強をする」と書いた。

本書を読むことは、その第一弾、ファーストステップであると考えている。
正直本書は、結構古いものである。
しかしながら、ちょうど40歳となる私自身、本書から勇気ややる気、そして何かしらのコツみたいなものをいただけるような気がして手に取ったものである。

この本の本質

本書の狙いは、大きく二つあると思われる。

一つ目は、英語学習における適切な方法について。
英語学習は、簡単に身につくような特効薬はないのだが、報われるやり方はあると著者は指摘している。
それを明らかにしようとするものである。

もう一つは、本書タイトルのとおり、英語学習をスタートさせる適齢期が40歳頃、つまり中年だということを説明することにある。

「こういった教材が良い!」
といったテクニカルな部分はもちろんのこと、勉強に向かうための心構えや、持っておくべきマインドなど、英語学習に入る手前の部分からしっかりと教えてくれる。

その意味では、中年でなく若い方にも、十分充実した内容である。
むしろ著者は、若いに越したことはないと最後に指摘していることを申し添える。

私が感じたこと

1点目 〜言い換え力が大事!!

「要するにどういうことなのか?」

学校などでは、いわゆる5教科を勉強する中で、非常に重要な力だと考えている、求められているのがまさにこの力だと考えいるのだが、特に英語において重要であるということが理解できる。

「要するに」と言い換える、そのように英語で伝えるというよりは、要した内容をシンプルに伝えるということが重要なのだろう。

なんだか難しそう、めんどくさそうという印象を受けるかもしれないが、特に英語の初学者に取って朗報なのは、自分たちが持っているまだまだ数少ない引き出しの中に入っているものでも、上手に使えばなんとか立ち振る舞うことができるということを著者は教えてくれる。

言い換え力。

普段の日本語での会話の中でも重要な力だと考えるが、あらゆる場面で活用できるのだ当ことを改めて感じている。

2点目 〜手段の目的化

これは英語学習における特別な問題ではなく、日常レベルでもよく起こることだろう。

それでも英語学習に当てはめて考えてみると、「なんとなくカッコイイから」勉強しようというのでは、なかなかモチベーションが上がらないし続かない。
これはまさに、手段の目的化である。
つまり、「何かのために」英語を学ぶという向きにする必要があるのだ。
もっと言えば、目的を達成するために英語を学ぶと位置付けた方が、続けられるということだ。

ではいったい、私の英語を学ぶ目的は何なのか?

本書に書いてある著者のものほど強烈な、パワーのある目的ではないが、考えてみると次のとおりであろうと今のところ考えている。

外国の方々と直接コミュニケーションを取ってみたい。

そしてその理由は、私の住むマチにも少しずつ来ることが増えてきた海外の言語を母国語とする方々へ、私の住むマチ、そして北海道・日本の魅力を伝えられるようになりたい。

これを考えていて気がついた。
そうか、とりあえず漠然と英語を学ぶのではなく、「伝えたいことを伝えるために」と考えればいいのか!!
その「伝えたいこと」から中心に学べば、定着がちょっと早くなりそう!!

あとはそこからの逆算だ。

まずは海外の方々と知り合って、言葉を交わせるようにならないと、いきなり伝えたいことを喋り出しても誰も聞いてくれない。
ただの怖いヤツだw

距離を縮めるためには、日常的・一般的な会話のスキル(ネタ)も重要なのだ。

出会う。

挨拶を交わす。

私を知ってもらい、相手を知る。

仲良くなる。

やっと本題

このプロセスに耐えられる英語を、これから少しずつでも身につけていくことができればと考える。

むすびに(まとめ)

なぜ40歳からがいいのか?
本書を踏まえた私なりの解は、次のとおりである。

日本人として、そしてその前提に一人の個人として、しっかりと意見を持つことができる一定の経験も少しずつ蓄積されてきたからこそ、伝えたいことが明確になりつつあるという強みがあるから。

ひとかどの経験をしてきたからこそ、しっかりと意見を言える心持ちになってきている。

これが英語習得の、多文化の人々とコミュニケーションを取るための、重要な入り口なのだと感じた。
確かに私自身、だんだんと意見が言えるようになってきたし、聞けるようになってきた(と思っている)。
これは日々の生活、とりわけ読書からもらった知識と実践が、実を結び始めているのかもしれないと感じている。

本格的に読書をするようになってから、およそ10年。
ようやく成果が出始めてきたのかもしれない。

そしてそれは、思わぬ、あらゆる方向に。
英語への興味関心や今回の気づきは、その一つであろう。


以上です。

当初の狙い通り、とてつもなく勇気を本書からいただきました!
そして、学習意欲が大いに高まりました。

その証拠に、以前購入した英語学習アプリに再びトライし始めていますし、英字新聞の定期購読を開始しました!

長い人生です。
焦らず少しずつ、楽しんで続けられたらと思います。
そして、別に挫折したからといって死ぬ訳でなし、気楽にいきたいと思っていますw

本日も、ご覧いただきありがとうございました!!

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