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【読書感想文・図解 新NISA制度 投資初心者でもよくわかる!現役銀行員・証券アナリストが教える 2024年 税制改正対応版(浅見陽輔 著)】改良!非課税期間撤廃!旧NISAの金額は引き継がない!

Audibleで「図解 新NISA制度 投資初心者でもよくわかる!現役銀行員・証券アナリストが教える 2024年 税制改正対応版: つみたて投資枠・成長投資枠とは?資産所得倍増プランって?NISAの恒久化・無期限化とは?非課税制度を使って資産形成する方法を、完全図解!」を聴きました。

2024年から始まる新NISA。ニュースやYoutube動画などで「改良」された旨を知りましたが、どこがどうなったかがわかりませんでした。

こちらの動画は、その「わからない」について非常に丁寧かつわかりやすくお答えしているので、

わからないけど今からNISAを始めたい!

という人にはすごくおすすめです。

結局のところ、現段階では制度の過渡期とはいうものの

旧NISAから始めた方が良い
余裕がある範囲で投資が可能になっているので、制度は知っておくと良い
インデックス連動型投資信託

というのがキーフレーズと思います。

とにかく知っておいてよかったのは、

旧NISAで投資していた金額は、新NISAでは勘定されない

という事実。これは知っておいてよかったです。今旧制度のNISAで積立投資をやっていますが、新NISAでの非課税枠(1800万円分)には影響がないとのこと。

つまり、旧NISAで200万円を使っていたばあい、非課税枠は合計で2000万円になる!ということです。

ただし、旧NISAでは、非課税年数が決まっており、一般NISAでは5年、積立NISAでは20年なので、その年数が経つと課税対象となります。しかし、2023年までは旧NISAは運用されますので、例えば積立NISAで40万円投資しておけば、その分の投資利益は非課税となります。ですので、現状NISAで投資したいと思っている人は、新NISAを待つのではなく、今始めた方がいいということです。

また、新NISAの大きな特徴として「非課税期間の撤廃」があります。自分としては非常に嬉しい内容です。今投資に回せるお金が少なくても、その時の金銭事情に従ってNISAを運用できる、ということなので。

本書を聞いて、確かに新NISAというのは改良だったのだと理解できました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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