会社を選択する上で重要なのは自身の優先する価値観と会社が提供できる価値観が合致することだ。

そしてそれに付随して大切なのが職場環境である。職場環境とは上司のマネジメント方法、周囲の人柄を指す。

上司のマネジメント方法が自分に合ってない場合はかなり苦しい思いをする。

ある程度自由に働かせてくれる環境を好むのにマイクロマネジメント(細かい指示)の上司に当たると実力を十分に発揮することは難しくなる。

面接で直接聞くのが一番ベストだ。質問の方法は「今まである程度自由が効く環境で働いた方が力を発揮できたのですが、私の上司になる方はどのような方でしょうか？」になる。

人事は完全な嘘をつくことは出来ない(入社後にトラブルになる)のである程度真実に近い情報を得ることができるだろう。

周囲の人間性も重要だ。やはり一緒に働く人が思いやりがあり、チームワークを重視する環境の場合実力を発揮しやすくなる。

パーフェクトな人間関係がある職場は残念ながら無い。Betterな人間関係が築けたら十分だと考えよう。

Betterな人間関係を築けるかどうかは面接時での質問と職場見学によって見分けることができる。

面接時には会社全体の離職率、職場の離職率、応募の背景、応募が欠員の場合はなぜ退職をしたか質問することによってわかる。

「職場での人間関係で早めに馴染むための注意点を教えてください」と質問するのも良いだろう。

そしてもう1つの手が職場見学だ。職場見学を依頼して断る人事はほとんどいないだろう。もし断わられる場合は注意が必要だ。

職場見学に加えて一緒に働くメンバーもしくは上司との面談もお願いすると良いだろう。より職場の雰囲気がわかり、深い質問ができるだろう。

会社を選ぶ上では職場環境の良さは外せない。面接での質問や職場見学で職場環境を把握して会社を選択して欲しい。