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【詩】亀みたいな生活

 永く、緩く、
 コツコツと。
 亀みたいな生活を、
 僕は憧れている。

 ゆっくりとした時間の中で、
 自分らしく生きている。
 陽の暖かさに感謝し、
 自然の恵みに喜びを感じる。
 好きなモノを食べ、
 好きな時間に寝る。
 「ノロマ」と周りから言われていても、
 そんなの気にせず笑っている。

 永い時間を過ごす果て。
 爺さんになっても、
 楽しく過ごしたいね。
 小さな孫から、
 「亀みたい」って言われたら、
 此方の勝ちだと思うんだ。

 忙しい有り難み。
 確かにあるけど、
 いつか、そういつか、
 亀みたいな生活を送りたい。

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