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小学校1・2年生へ授業をしてきました!~参観日~

宮崎県日之影町立宮水小学校へ性教育の授業をしに行ってきました。

昨年度末に送ったDMを見てくださり、昨年度の内に即お申込みいただきました✨その行動力に脱帽です!!

今回の要望は『プライベートゾーンや性の多様性』ということで授業を組み立てました。学校での授業ということで、本当はもっとお伝えしたいことがありましたが、泣く泣くカットしたところもありました。性教育がメジャーになってからまだ日が浅いので、抵抗を感じる人がたくさんいるのは仕方のないこと。今回、話を聴いてくださった学校や保護者がもっと深く知りたい!と思ってくださることを願いながらお伝えしてきました。


宮水小学校は全校児童42名の小さな学校。
子どもたちは素直で自然体でハツラツとしていて、「生きるって楽しい~」を体現しているような、エネルギーに溢れた子どもたちでした。

初対面の私にも臆することなく話しかけてくれたり、
全く気にせずいつも通りに過ごしていたり、
遠くから観察していたりと、それぞれが自然な雰囲気でとっても癒されました(*^-^*)

~保護者へのなげかけ~

授業の途中で保護者の皆様へもお話をさせていただきました。
【「いやだ」を尊重してあげてほしい】
ということと、
【万が一わが子が被害に合ったら何と声を掛けますか?】
というお話です。

子どもたち同様、着飾ることなく一生懸命話を聴いてくださり、我が事として受け止めながら考えてくださっているのがよく伝わってきました。その保護者の素直な態度が子どもたちのハツラツとした育ちに影響をしているのだろうな~(*´▽`*)

【「いやだ」を尊重してあげてほしい】

ご家庭で、お子さんをくすぐる遊びをすることと思います。
その時、お子さんが笑いながら「やめて~」と言ったらどうしますか?
それでも続ける保護者は多いはず。
だって、お子さんの中にはやめてほしくないのに「やめて~」と言っちゃう子もいるからです。

しかし、そのやりとりでお子さんが学ぶことは、
<「やめて」と言ってもやめなくていい>ということです。
その結果、お子さんが”加害者”になってしまう可能性が出てきます。
お友達が「やめて」「いやだ」と言っているのにやめないからです。

ですから、小さなことからコツコツと「やめて」を優先することを意識してほしいのです。
自分の「やめて」を大切にしてもらった人は、
相手の「やめて」を大切にできます。

被害者にならないための工夫は世の中にたくさんありますが、
加害者にならないための工夫は後回しにされてしまっています。

でもね、我が子が常に被害者だという根拠はどこにもない。
うっかり加害者になってしまうことだってあり得るのです。
どちらの可能性もある。
だからこそ、どちらも備えておくことが大切です。


たくさんいる講師の中から性教育を選んでくださってありがとうございました。
またお伺いできることを楽しみにしています✨


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