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JPX上場全銘柄の売上・営業利益・経常利益・純利益・EPSの四半期決算偏重度合い

割引あり

近い将来、ご自分の保有銘柄・注目銘柄が決算発表を迎えるのであれば、その銘柄の業績進捗度合いを調べられることでしょう。その際、自動車の速度計のような半円グラフを確認されることが多いかと思います。

それを見た時、上半期決算の業績進捗度が仮に60%なら、次の第三四半期の決算も「ひとまず大丈夫であろう」といった投資判断をしていませんか?

しかし、その会社の売上が毎年上期:下期=60%:40%といった季節性を持った業界に属する会社ならば、上半期進捗度60%という中間決算結果では良くもなし、悪くもなしと判断する方が正しいでしょう。

要は、半円グラフが示す%だけを、業績の良否の判断基準にしたのでは業績予想を見誤る可能性が高いということ。これを補完する方法としては、保有銘柄企業・着目銘柄企業の過去の業績偏重度合いを確認されることでしょう。

ということで、JPX上場全銘柄の売上、営業利益、経常利益、純利益、EPSのそれぞれの観点から、業績偏重度合いをパーセンテージで示すシートを作成してみました。

一例 1月決算銘柄 1928 積水ハウスの場合

2022年度実績:下記の添付シートでは多くの銘柄を比較できるように1銘柄1行に表示しました。

注意点
1.積水ハウスの例では、赤字決算の四半期は含まれないため、各四半期の業績偏重度合いは単純計算で可能です。赤字決算の四半期が含まれる場合も例外なく同様の単純計算方式を使用している為、結果にマイナスが含まれたり、プラス100%を超える場合もあります。
2.前年から今年にかけて新規上昇した銘柄の場合、決算に空白期間が含まれます。
3.銀行銘柄等売上高を公表しない銘柄では、該当項目を空欄にしました。
4.前年度の業績では、半導体不足・米中関係悪化の影響を受けたといった企業の場合、前年度業績との単純比較はお勧め致しません。

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