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REAL VOICE #14「異業種から会計事務所への転職」

皆さんこんにちは!
「REAL VOICE」第14回目は、松本さんと土屋さんのお二人にインタビューしました!今回のテーマは、「異業種から会計事務所への転職について」です。
全く違う業種からこの業界へ転職されるのは、きっと一大決心だったのではないでしょうか・・・?今回はお二人に、会計事務所に転職してみたいと思ったきっかけ、実際に転職してみてどうだったのかなど、インタビューしてみました。
会計事務所への転職をご検討中の方は、是非ご参考ください!

1.転職のきっかけ

(井上)お二人とも、当事務所へ入社する前は、まったく違う異業種からの転職、という形でしたが、この業界に入りたいとおもったきっかけについて、教えてください。

(土屋)私は、この春に公務員を退職して、当事務所に入社しました。公務員で働いている時から、中小企業の支援をしたいという気持ちを強く持っていたので、転職を決断しました!

(井上)長年続けてきた仕事をやめて転職するのは、大きな決心でしたよね。でもそれだけ、やりたい気持ちが強かった、ということですね!

(土屋)はい、前職でも中小企業との関わりはそれなりにはあったのですが、間接的なかかわり方が多かったです。もっと直接的なかかわりを持ちたい、と思っていました。

(松本)私は当事務所に入社して約5年になりますが、その前は一般企業で営業をしていました。その時に、自分が頑張って営業をした結果、会社にどれくらいの利益をもたらすことができたのかということを数字として知りたかった、というのが会計に触れてみたきっかけです。

(井上)確かに、会社員だと中々、自社の決算の数字とかもわからないので、自分の頑張りがどのくらいの数字になっているのか、気になりますよね。私もそういうタイプなのでよくわかります。

(松本)それで簿記の勉強を独学で始めたのですが、やってみたらとても楽しかったです。簿記では、明確な正解があることが、楽しいと思える一つの理由でした。あとは、貸借一致した時の爽快感もいいですね笑

(井上)そうですね!会計の世界では、良くも悪くも、客観的な数字で結果を示すことができます。数字を見るのが楽しいと思える人は、この業界に向いているんだろうな、と思います。

2.実際に入社してみて

(井上)実際に入社して仕事をしてみて、いかがですか?

(土屋)公務員の頃に比べると、やはり直接的にお客さんの役に立っている、という実感を強く感じることができています。

(井上)そういってもらえて良かったです。土屋さんはまだ入社3ヶ月ですが、入社して早々、あるお客様の事業再構築補助金の資料作成を行っていただきましたが、とてもしっかり作ってくれたおかげで、お客様もとても喜んでくれましたね。

(土屋)はい、前職でも、統計データを収集して分析するという仕事を行っていたこともあり、今回の補助金の申請は、とても楽しく行うことができました。社長さんから直接、会社のことや業界のこと、これからのことなど、色々お話しをお聞きすることができて、とても勉強になりましたし、やりがいも感じました。

(井上)ありがとうございます。また、前職での経験も今の仕事でとても役に立っているようで、私としてもとてもうれしいです。

(松本)私は、実際に入社してみると、想像していたよりも外に出たり、人と会う機会が多くて驚きました。

(井上)会計事務所の仕事というと、机に座ってもくもくと作業しているイメージが一般的なのかもしれないですね。

(松本)はい、でも実際は、仕事を進めていく上で、会計や税務の知識が必要なのは当然ですが、お客様とのコミュニケーション能力が問われるんだな、と実感しました。パソコンを触っている時間も、思ったより少ないんだな、というのが感想です。

3.会計事務所のこれからについて

(井上)DXやAIの発展などで、業界が大きく変わりつつあります。これからの会計事務所のありかたについて、お考えをお聞かせください。

(松本)AIの発展などは脅威ではなく、うまく使いこなすことで自分たちの業務をラクにするツールだととらえています。DXは、生産性を上げていくためにこれから絶対に必要になってきます。これからも、いろんなツールを積極的に取り入れていきたいですね。

(井上)私も同意見です。単純作業はどんどんなくなる。でも、仕事を取られるということではなくて、専門家の本来の力をフルに発揮できる土壌が整いつつあるということですよね。

(土屋)記帳代行や、税務申告書の作成といった仕事は、AIに代替されるようになっていくと思います。人間にしかできないようなものというと、やはり個々のお客様の実情に応じた相談にしっかり対応していくことだと思います。

(井上)人間が担うべき大きな仕事はやっぱり、お客様とのコミュニケーションですよね。

(土屋)そうだと思います。お客様のニーズをしっかりくみ取ることができるようになることがとても重要だと思っています。

4.転職を検討している方に向けて

(井上)異業種から、会計事務所への転職を検討している方に向けて、メッセージをお願いします!

(土屋)異業種からの転職の場合は、不安に思うこともあると思うのですが、自分のこれまでの経験が役に立つ要素が必ずあると思います。興味はあるけれど迷っている方は是非、一度話を聞きに来てほしいと思います。やらないで終わって後悔するのは、もったいないと思います。

(松本)会計事務所の特長として、業種を問わず、いろんな業種の人たちと知り合いになれるという点はとても面白いと思います。すごく幅広い知識が身につきますし、是非積極的のチャレンジしてほしいと思います!

(井上)お二人とも、ありがとうございます。私は異業種は経験せずに最初からこの業界だったのですが、お二人の視点から色々なご意見を聞けてとても良かったです。もし転職を検討されている方がこの記事を御覧になったら、とても参考になるのではないかと思います。今日はどうもありがとうございました。

(二人)ありがとうございました!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!

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