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4月14日(日)に開催された「わたし、あなた」上映会 参加者さまのレビューシートをまとめました

現地参加、オンライン参加、たくさんの方にご参加いただいた「わたし、あなた」上映会。
当日、現地参加の皆さまにご記入いただいたレビューシートをまとめました。諸々ははひつじの時間の関係で、今回の投稿ではレビューシートのまとめに特化してますことご容赦くださいませ。

今回、会場でご用意させていただいたレビューシートには「一番印象に残ったセリフ・一番印象に残ったシーンを教えてください」と記載しました。まずはそれぞれ、特にご意見のあった箇所をピックアップいたします。

|一番印象に残ったセリフ

「一番印象に残ったセリフ」は主人公のリクさん、幼馴染のリサさんによる公園での「わたし」「あなた」のシーン。
このシーンの最後にリサさんが「わたし…」と投げかけ「…待ってる」とリクさんに投げた言葉が多くの人の心に残ったようです。

では、なぜこのセリフを選んだのか。その理由やご意見などをいくつかご紹介します。

・最後幼なじみが「わたし待ってる」とリクくんに伝えた後から、リクくんは部活で笑顔になった
・最後にリサさんが「わたし、待ってる」と言う言葉がきらきらしていた
・一人でも味方が居てくれるということはとても心強いなと思いました
・発達障がいとカミングアウトした後の「待ってるよ」の言葉が良い


その他のご意見を箇条書きでご紹介!
印象に残ったセリフ以外になぜそのセリフを選んだのか理由なども可能な限り記します。

「ちゃんとやれるのか」「言葉にしないと伝わらないから」
「何でできない」
(顧問の先生のセリフ)

・先生がもう少し理解ある言葉を投げてほしいと感じる場面があった
・自分も子どもたちにやってるな、と胸が苦しくなった
・先生がリクくんに注意するシーンは、教育者としての言葉がけのあり方について考えさせられた。

(ははひつじ補足)
先生のセリフはとてもリアルで、リクさんのように同じ言葉を投げられていた人、その言葉を思わず投げてしまう人、双方の意見が見て取れました。


「周りの音が気になって」
(部活に集中できないリクさんのセリフ)

(ははひつじ補足)
理由は特に記されていませんでしたが、比較的多くの方がこのセリフを挙げていらっしゃいました。子ひつじも外の音が気になって教室でも上の空だったことが多々多々多々多々あったので、皆さまも同じ思いなのかと一方的に拝察いたします。違ってたらすみません。

その他にも、以下のセリフを「印象に残ったセリフ」として挙げられていました。

・学校にランドセル忘れてきちゃった
・ハーゲンダッツ買ってくるから
・マリナちゃん変わらないね
・(リクくんカミングアウト後の)「そうなんだ‘」
・上手く話せなかったり集中できなかったり何かあると頭の中が真っ白になっちゃったりする

|一番印象に残ったシーン

一番印象残ったシーンとして挙げられたのは圧倒的に最後のリクさんとリサさんによる「わたし」「あなた」のやりとりです。
最終的に一番印象に残ったセリフにもながります。

・「わたし」「あなた」とお互いに言い合うことで、お互いを認め合うことにつながると思いました。
・受け取る、受け入れることは大切さを伝えることと感じた

また、このシーンの前のリクさんのカミングアウトからその後のシーンも印象深いシーンとして挙げられていました。

・リクが妹と遊んで家を出た後、リサがリクの気持ち寄り添った瞬間
(言葉ではなく並んで歩くとか二人の距離感で表現されている)
・リクくんが発達障がいをカミングアウトした後、幼馴染の女性が歩み寄ろうとして今ままでの関係が変わっていくのが印象的だった
・病院に行くと告白するシーン
・主人公がカミングアウトしてから最後まで流れ
・リクくんの登場シーンが息子と全て重なった
・自分障がいを持っていると言うシーン

そのほかの一番印象残ったシーンをご紹介します。

・部活の読み合わせのシーン
・リクくんが部活に来なくなってしまった時のほかの生徒さんの表情。「来なくなっちゃったんだ」と思う子や来なくてもホッとした様子など
・部活で今後のリクくんについて聞かれた時に、一人は「来ないからね」と諦めたが、リサは何か言いたげだったもどかしさ
・できない時に先生が叱ったり、子ども達が不満に感じるシーン
・ラストシーンのリサがリクに「わたし」を渡し、戸惑いながらもリクが受け取るシーン
・リクくんの手品のシーン
・マリナちゃんのルービックキューブ
・リクさんの妹が「リクくん手品やって」と言ってリクくんが笑顔になった
・「なぜ?」と聞かれてこまった時、皆がさり気なくフォローしてくれシーン

今回、ご紹介しきれないご意見がまだまあるのですが、「続編が見たい」「スピンオフが見たい」などのご意見が散見され、要するに皆さま、登場人物の「その後が気になる」様子でした。

また、

・カメラワークが良い
・「わたし」「あなた」を取り入れてみようと思う
・自分のよさを認めてくれる人とのやり取りの時の声のトーン、表情は安心してしているようで自信を感じた
・題名「わたし、あなた」は「you  and me」
インプロの最初にやるアクティビティです。
「違いと楽しみ、相手をか輝かせれば自分輝きチームが輝く」と言うインプロの考え。哲学映画の中でみることができて驚き、嬉しかったです。


などのご意見も頂いております。

最後にイベント時に伺ったゲストの松浦先生のレビューもご紹介します。

(松浦先生)
純粋に一人の映画ファンとして2点。
・リクさんがリサさんに発達障がいだとカミングアウトした時、リサさんの態度は変わるのかな?お友だち、先生の態度が変わったのかな?と言うのを知りたい
・マリナさんが重要なキャラだと思うのでマリナさんだけのスピンオフが見てみたい

以上が4月14日(日)開催「わたし、あなた」上映会レビューシートのまとめです。
レビュー部分はなるべく皆さまのご意見を拾ったと思うのですが本当たくさんの方がこの上映会を楽しんでくださった事がわかります。
ご参加いただきありがとうございました。

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