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約10年の会社員生活を経て、夫の海外駐在に伴い退職。サバティカル中の二児の母。[Cur…

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約10年の会社員生活を経て、夫の海外駐在に伴い退職。サバティカル中の二児の母。[Current🇯🇵 Lived🇮🇳 Traveled🇨🇦🇹🇭🇲🇾🇸🇬🇺🇸🇰🇷🇵🇭🇩🇪🇦🇹🇨🇿🇸🇰🇦🇺🇪🇸🇱🇰🇲🇻🇦🇪]

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  • その他のお話

    考えたこと、感じたこと、あれこれです。

  • インドのお話

    3年半ほど過ごしたインドでの出来事や、感じたこと・考えたことなどを記録しておきたいなと思います🇮🇳

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    日々の育児などを通して感じたこと、考えたことを記録しています。

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    広い意味での人生におけるキャリアについて。

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主婦(夫)って最強

元々私は仕事大好き人間で、自分は一生働き続けると思っていました。大好きだった会社を退職する日が来るなんて思ってもみなかった。今もあくまでサバティカル中で、また何かしらの形で、働くということを再開するつもりでいます。 そんな私が、主婦になって感じたこと。それは「主婦(夫)って最強だ」ということです。 私と同じように「働くことが大好きだけれど、家庭やその他の事情で主婦(夫)にならざるを得なかった」という方は、今日も自分の仕事をするために出かけたり、あるいは自営やリモートワーク

    • インドで道を尋ねるとどうなるか

      インド渡航前、インドに駐在経験のある先輩から、面白い話を聞いた。 「インドで道を尋ねると、寄って集って教えてくれるが、指差す方向がみんなバラバラ」 そんなことあるんかいな、と思っていたけれど、その真偽を確かめる機会があった。 何のお店だったかは最早忘れてしまったが、何かのお店に行きたくて、Google map上で目当てのお店を見つけ出し、地図を頼りに近くまで行った時のこと。 地図上は確かに目の前にお店があるはずなのに、ない。 分かりにくい隠れ家のようなお店なのかな、と

      • 意識が変容する時

        科学的な根拠があるわけではないけれど、個人的な体験から、意識が変容する時、その過程には2種類あるなぁと感じています。 [和紙に色水が染み込むようにゆっくりと]どなたかが、自分の意識や感情が時間を掛けて少しずつ変化することを「和紙に色水が染み込むようにゆっくり」などと表現をされていた記憶があるのですが、正しくそのイメージ。 自分でもその変化にうっすらと気が付いているかもしれないし、気が付いていないかもしれないけれど、ゆっくりじっくり導かれるように変わっていく。じわじわと。で

        • 楽しいだけの子育てじゃなくてもいい

          子育てって、ものすごく素敵で価値のある、素晴らしいことだと思います。 でも、常に1ミリの迷いもなくそう思えるわけではなかなかないですよね。 もっとキラキラしていて楽しくて、幸せなものだと思っていたのに、なんでこんなにイライラして、苦しくて悲しくて逃げ出したいような気持ちになるんだろう、私がおかしいんだろうか、と自分を責めたことのある人は、私を含め、きっと少なくないと思います。 自分の大切な子どもを幸せな気持ちだけで満たしてあげたいのに、いつも笑顔でいられない、今日も怒って

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          センスがある人と無い人の違い

          「センスがある人」と聞いて、皆さんはどんな人を思い浮かべますか? 洗練された衣服やアクセサリーを身に纏っている人、インパクトがありつつも統一感のあるプレゼン資料を作る人、etc... 「センス」にもいろいろありますが、私は「俯瞰力」も一つのセンスだなぁと感じています。 例えば、駐車場が混雑していて、車の列が出来ている時。 自分が駐車出来る番になり、目の前に駐車スペースがあるけれど、さらにもうちょっと進めば奥にも駐車スペースがある場合。 皆さんは、手前と奥のスペース、どち

          センスがある人と無い人の違い

          文化を作るにはお金が必要?

          以前「幼保無償化について思うこと」で、 「我々は『問題が複雑で、実行するのに時間も労力も資金も要することを丁寧に紐解いて、制度や法律を制定してトップダウンで変えていく』ことを政治や行政に望んでいるのであって、お金が欲しいわけではない」 と、個人的な思いを記しました。 無尽蔵にお金が湧き出して来るのなら、そりゃ過度なインフレ懸念の無い限りどんどん配っていただきたい。 でも、お金にも人的資源にも限りがある中で、少子化対策が最優先課題の一つであるとはいえ、単にお金を再分配す

          文化を作るにはお金が必要?

          【おススメ本#02】あなたの「弱み」を売りなさい。/川上徹也氏

          ワーママはるさんがインスタで紹介されていて、何気なく手に取ってみました。(Kindle unlimited をご契約されている方はそこから読めます!) 久しぶりにnoteを更新しようと思ってカフェに来たのに、朝手に取った本の続きが気になって、おススメ本の投稿になってしましました(笑) ブランド戦略の本ですが、読みながら人目を憚らずに涙を流してしまうという有り様。(正確には、堪えようとしたけれど堪え切れなかった。。年齢を重ね、涙脆くなってきたということもあるのかも、しれませ

          【おススメ本#02】あなたの「弱み」を売りなさい。/川上徹也氏

          休憩時間のお供にいかがでしょう?

          何度でも見返したいと思える、非常に示唆に富む面白い動画に出会いました。 いくつもの気付きや発見があったのですが、それらを反芻する中で、少し前にベストセラーとなった「嫌われる勇気」を思い出しました。 同著の中でアドラーは、「原因論」を否定し「目的論」を唱えます。 例えば、引きこもりのようなケースがあったとして、それは何か特定の原因(両親が無くなったとかいじめがあったとか) があって導き出された結果(=原因論)ではなくて、本人の意思や望みに基づくもの(例えば、その方が周囲の

          休憩時間のお供にいかがでしょう?

          子どもを持つことは女性にとってキャリア上のハンデなのか

          そもそも論として、「子どもを産み育てる」という、人類が存続するための根源的な行為を、キャリアという、人間の生の営みからしたら副次的とも言える一つの価値判断あるいは行為の過程と対比して捉えること自体、大きく間違えているとの思いもあるものの、それでも私を含め多くの女性は、一度はこの問いにぶつかったことがあるのではと思います。 生命が日常的に脅かされることはなく、物質的な豊かさも満たされている現代の日本において、「キャリア」が人々の幸せを構成する一つの大きな要素になっている面も、

          子どもを持つことは女性にとってキャリア上のハンデなのか

          バラマキはなぜ悪なのか

          先日来報道されている「18歳以下の子どもを対象とした一律10万円の給付」について、年内にも支給が開始される方針だという新たな報道がありました。 「幼保無償化について思うこと」でも述べましたが、少なくとも私個人は、そして少なからぬ方々もそうであると理解していますが、「問題が複雑で、実行するのに時間も労力も資金も要することを丁寧に紐解いて、制度や法律を制定してトップダウンで変えていく」ことを政治や行政に望んでいるのであって、お金をバラまいて欲しいわけではありません。 そもそも

          バラマキはなぜ悪なのか

          【おススメ本#01】バリュエーションの教科書/森生明氏

          ファイナンスに片足(両足?)を突っ込んだキャリアではあったものの、「ファイナンス」という分野に対してはどこかモヤモヤした思いを抱えていたし、冷めた見方をしていた部分がありました。 「数字だけで会社経営や株式市場が語れるはずがない。数字に落とし込めない心理や価値判断で動いている部分が多分にあるし、そちらの方が真理に近いことさえある」 なんて思っていました。 でも世界は「ファイナンス」を一つの軸として動いていくし、その重要性も理解できる。 本書はそんなモヤがかかった思考を

          【おススメ本#01】バリュエーションの教科書/森生明氏

          幼保無償化について思うこと

          令和元年10月1日に幼保無償化が始まってから早2年。 子育て世代向けの政策が一つまた一つと増えていくのは、少子高齢化の日本にあって喜ばしいし、方向性自体は何としても継続して欲しいと思いますが、初めてこの制度を知ったときの第一印象は「なんで〜」でした。 2022年1月12日追記:その後の意識の変遷を「文化を作るにはお金が必要?」に記しました。 本当に「お金」が必要?住民税非課税世帯に対する無償化はそのまま残すべきだと思います。寧ろ是非ともそうしていただきたい。加えて、子ど

          幼保無償化について思うこと

          ドラえもん、助けて。。。。

          タイムマシンを、貸してください。 相棒のMacBook Pro 2020が、2歳の息子によって、無惨な姿にされてしまいました。 息子にも悪気があったわけではないのです。 でも、でもね。 母はこのスクリーンを見た途端、崩れ落ち、本日のHPを使い果たしました。 ポーションじゃ足りません。ハイポーションでもだめ。エクスポーションをください。 なぜ、なぜ、こんな悲劇が起こってしまったのか。。。 それは、息子のお気に入りの窓が、パソコンの先にあったから。 パソコンを使うデスクは、

          ドラえもん、助けて。。。。

          働いて帰って来て、なぜ家事や育児を手伝わなければいけないの?

          奥様が主婦でいらっしゃる旦那様、一度はこんなことを疑問に思ったことがあるかもしれません。 私自身も、共働きをしていた頃は「お互い仕事をしているんだから、家事・育児も分担して当然」と思っていたものの、退職をして主婦になったばかりの頃は「自分にとっての今の仕事は家事や育児なんだから、夫には頼らずにこなさなきゃ」と考えていました。でも、今は「それはちょっと違うかなぁ」と思っています。 以下、お子さんがいるご家庭であるという前提で、私が考えるその理由を記してみたいと思います。

          働いて帰って来て、なぜ家事や育児を手伝わなければいけないの?

          結婚、ドライブ、そして人生の指針

          皆さんにとっての音楽はどんな存在ですか? 私にとっては、生きる指針であり、元気をもらえるサプリメントであり、楽しい時も悲しい時も気持ちに寄り添ってくれる友人のようであり、時に記憶や感情と結び付いて彩りを添えてくれる、無くてはならない存在です。 noteさんが「note CREATOR FESTIVAL」の開催に併せ、「#スキな3曲を熱く語る 」という企画お題を、Spotifyさん後援で募集されているということで、私もムクムクと湧き上がってきた音楽に対する思いを少しだけ記し

          結婚、ドライブ、そして人生の指針

          子どものために何が出来るか

          先日、子どもたちの教育を含めた今後の生活について夫と話していて、改めて、親として子どもに何をしてあげられるのか、何が1番大切なのか、考えました。 今はありがたいことに、巷には教育本が溢れ、オフラインの継続的な習い事はもちろん、単発で参加できるサマーキャンプのような類のものもあるし、さらには場所を問わないオンライン形式の習い事・イベントまで、ありとあらゆる機会が溢れています。 どんな教育を、どんな経験を、どんな環境を、子どもに与えてあげられるのか。 自分という一個人のライフプ

          子どものために何が出来るか