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いまさら聞けない!インデックス投資?よくある3つの勘違い

今日はクイズ形式で書いてみたいと思います!以前インデックス型とアクティブ型の議論について書き、このブログでもインデックス商品については幾度も解説しています。

なので今日は、そこに焦点を当てて「インデックス投資のコツが分かるクイズ3問」。皆さんもぜひ、一緒に考えてみてください!

では、行ってみましょう!


クイズ!

では早速、インデックス投資にまつわるクイズ3問、行ってみましょう。

1️⃣ インデックスファンドはアクティブファンドよりもリスクが低い?
2️⃣ インデックスの算出方法は、指数によって異なる?
3️⃣ 一度インデックスに採用されたら、その後、銘柄が入れ替わることはない?

さあ、考えてみてくださいね。正しいのは、どれでしょう?




📝クイズ1️⃣:インデックスファンドはアクティブファンドよりもリスクが低い?

正解は「×」です。

インデックスファンドとは、市場全体の動きを追いかける投資ファンドのこと。例えば、日経平均との連動を目指すインデックスファンドの場合、期待できるリターン・リスクはともに日経平均と同程度。債券のインデックスもあるので、それはもちろん日本株よりリスクが低いですよね。

リスクは、追いかける市場(=「ベンチマーク」や「指数」)に起因するので、インデックスが一概にリスクが低い・高いわけではありません。

追記すると、上記の理由から「インデックスだから安全」とは言えません。ただ逆に、市場に沿って動くので、とあるファンドマネージャー個人の目利きによって左右されません。経済全体が右肩上がりであれば、インデックス型であれば資産が増える、そんな構図です。アクティブだと、そのファンドマネージャーの手腕にかかっているのです。



📝クイズ2️⃣:インデックスの算出方法は、指数によって異なる?

正解は「〇」です。

インデックスの算出方法は、指数によって異なります。これは各指数を算出している会社があり、そこが算出方法を定義しています。

例えば、「S&P500」という指数は「S&P Dow Jones Indices」という会社によって算出されています。その株価指数=インデックスに、連動する形で、各運用会社はインデックス商品を作ります。そして、楽天証券みたいな販売会社から私たちが商品を買うわけです。

よく投資信託(=インデックス型もアクティブ型も含む、ファンド)がお弁当に例えられることが多いので、こちら、例えとして乗っけておきますね。


これまで触れた色んな指数です。

MSCI ACWI(通称「オルカン」、約3000社)
S&P500(「米国株」、500社)
NASDAQ100(ハイテク企業、100社)
FANG+(ハイテク10社!)
日経平均(通称「Nikkei 225」、225社)
TOPIX(約2150社)
・SENSEX(インド30社)
・NIFTY50(インド50社)

銘柄数も違えば、時価総額加重などの組み入れ方も違えば、更新の頻度も違う。詳しくは、以下をご一読ください!



📝クイズ3️⃣:一度インデックスに採用されたら、その後、銘柄が入れ替わることはない?

正解は「×」です。

指数の中に含まれる銘柄は、一定ではなくて、時代の変化や市場の動向に応じて銘柄が除外されたり、足されたり。これは市場が生きている証。NYダウのように、100年の歴史を持つ企業が変わることも。それが市場の自浄作用とも言えるでしょう。

直近、オルカンの銘柄変更がありニュースになりましたよね。中国銘柄・インド銘柄が焦点となりました。



おわりに

いかがでしたか?このクイズを通じて、インデックス投資について少しでも理解が深まったなら嬉しいです!「インデックス vs アクティブ?どっち?」についてはこちらに私たちの見解まとめているのでぜひご一読ください!

「新NISA」を活用することで、投資初心者でも安心してスタートを切ることができます。そのいいスタート地点として、インデックス投資はピッタリ。

これからも、様々な情報を発信していきたいと思います。読んでくれてありがとうございます!また次回もお楽しみに。


(本記事の出典はこちら


再掲)どんなブログにしていくの?

改めて、2か月前からこのブログ始めました、インデックス夫婦です!ここでは、新NISAについて、初心者から中級者に向けて有益情報を発信していこうと思います。特徴としては 「図解で」「一口サイズで」学んでいく、そんな場にできたらと思っています!これまでも以下のような記事書いていますのでもしよかったらぜひ!

今後このようなトピックを扱っていこうと思っており、Xも始めたのでぜひフォローお願いできたらと思います!

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