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【 いつか珈琲屋 】 で美味しいコーヒーと出会う 〜豆じぃとインドコーヒーの旅①〜

こんにちは、Merthi Coffee( メルティコーヒー )です。インド産コーヒーのインポートをしています。
日本ではまだまだ知名度がひくいインド産コーヒーですが、近年そのクオリティは着実にあがってきています。
メルティコーヒーは、note・Instagramでインドのコーヒー事情やユニークなインドカルチャーを日々発信しています。
今回は、Merthi Coffeeがお気に入りのカフェや飲食店を情熱とともにお届けしていますマガジン『美味しいコーヒーに出会える事情』シリーズです。



神奈川県・平塚市。駅からバスで20分。
住宅街をバスでのんびりすすんでいくと、かわいらしくてどこかレトロな、なんだか懐かしい雰囲気のコーヒー屋さんがあります。


【 いつか珈琲屋 】
営業 10:00~18:00   定休日 火曜日
場所 〒254-0903 神奈川県平塚市河内320-3
電話 0463-37-3477
アクセス JR東海道線平塚駅 高村団地行きバス南河内徒歩5分


いつもならお店のチャームポイントやおすすめの楽しみかたをご紹介するのですが・・・今回は、いつもとすこしテイストをかえて。
こちらのお店の前オーナーさん(通称:豆じぃ)は、わたしたちのインド産コーヒーにとても関心を持ってくださり現地の農園にまで何度も来てくださり、さらには試作作業までも一緒にチャレンジしてくださいました。豆じぃがいなければ、今のメルティコーヒーはないと言っても過言ではありません。
何度かあった豆じぃとのインドコーヒー旅。今回は、とくに印象深かった旅をご紹介します。年齢差約30歳差?!性別もキャリアも何もかもちがうふたりが旅した記録です。
※ プライバシー保護のため写真の顔部分に修正加工をしています。※




2018年インドのコーヒー収穫期がスタートする12月。
ひと足先にインドに到着していたわたしは、バンガロール国際空港の到着口で、豆じぃが来るのを待っていました。関西と関東で出発地がちがっていたので、現地集合にしました。バンガロールの空港は、キレイで設備もととのっているけど、こじんまりとしているので待ち合わせするのはもってこいなんです。飛行機が到着するすこしまえに到着口に到着したので、売店でコーヒーを買ってからいざスタンバイ。

じつは、「インドのコーヒー農園にいってみたい。」と言ってくださった最初のお客さんが豆じぃでした。
いつもは気ままに自由に旅をしていたけど、今回はそうも行きません。せっかく来てくださるお客さんに満足してかえってもらわねば…ドキドキしながら出口からでてくるのを待っていました・・・。

待っていました・・・。

待って・・・
・・・
・・・

待てど暮らせどぜんぜん来ない。

電光掲示板には、乗っていた便はすでに到着していて荷物もおろされていると表示されている。

豆じぃ、大丈夫?!

連絡しても反応ナシ。到着したばかりでまだケータイがうまく繋がっていない様子。うわぁ、うわぁ、心配だよぉ!!!



なにもできずただただオロオロしていると、出口から豆じぃがでてきました!!
あぁ、よかった!無事だった!!

「よかった!連絡がとれなくて心配していたんですよ!でも、無事でよかったです!」

「無事じゃないよ〜!!荷物出てこなかったよ!」


※ 注意 ※
わたしはその時すでに5年近くインドに何度も来ていましたが、一度も荷物が受けとれなかったことはありません。



原因は、経由したマレーシア クアラ・ルンプールの空港で悪天候によりトランジットにズレが発生してしまい荷物の移動がうまくできなかったためでした。

飛行機が悪天候でなかなか空港に着陸できずさまよっているようす。これ見てふたりで爆笑!経路むちゃくちゃやん!!

着替えを調達するためにfab inidaでおかいもの。インドの服クルタパジャマを試着する豆じぃ。
幸いにも次の日には荷物は届きました。



コーヒー農園へ出発するまで2日間バンガロールに滞在をしました。
農園オーナーが主催したカッピングイベントに参加したり、クラフトイベントにお土産をかいにいってみたり…穏やかにインド時間はすぎていきました。




カッピングイベントのようす。コーヒーに関心をもつたくさんのかたが参加しました。
場所は、バンガロールのセレクトショップThe SHOPの敷地内で。青空のしたでのカッピングはなんとも気持ちよかったです!


A Handred Hands という地域団体が主催するクラフトマーケット。インド各地からあつまったハンドメイドの雑貨が売られています。ここでしかてにはいらないこだわりの作品が盛りだくさん!


じつはこの時わたしと豆じぃは初対面を合わせてまだ数えるほどしか会ったことがなく、わたしはなにを話していいのかわからず会話が途切れることがないようずーーっとなんでもない話をしつづけていました。今思えば、そんなに構えなくてもよかったのになぁ、と。


さて、日本からの長旅の疲れもとれたところで、いよいよコーヒー農園へむけて出発です!
コーヒー農園は、バンガロールから車で約7〜8時間チクマガルール地域にあります。


朝6時にホテルを出発。
2時間くらい走ったところで小休憩です。インドではパーキングエリアはありませんが、レストランや小さい商店が必ずあるので、食事やトイレの心配はありません。

朝ごはんで食べた顔よりもおおきい?!ドーサ。なかにカレー味のポテトがぎっしりはいっています。おなかいっぱい!

朝ごはん休憩が終わるとそこからはノンストップ。ひたすら走りに走り、アスファルトもなくなり、だんだんと坂道になり、ガタガタと山道をすすみ、体力ももぅ底をつにそうになるころ…まずは、山の低地部分にある紅茶エリアに到着します。(コーヒーまだなのねーー!!泣)



コーヒーエリアはまだ先ですが、今日はまずこの紅茶エリアで一泊します。農園オーナーの別宅に泊めてもらいます。野菜たっぷりインドの家庭料理を堪能したあとは、豆じぃ自らコーヒーをサーブ。日本で焙煎してきてくださったインドコーヒーを農園オーナーと3人で楽しみました。

さて、お気づきでしょうか。
あれこれ書いて、まだコーヒー農園に到着していません!
コーヒーに興味があるかたにも、インド旅行に興味があるかたにも、たくさんのかたに楽しんでもらいたくて、いろいろ書きました。

次回、いよいよコーヒー農園に到着です。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
Instagramもしています、ご興味ある方はのぞいてみてください

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