マオリ語のいまと、アイヌ語のこれから
私の大学時代の卒論のテーマは「マオリとアイヌの言語再生」。
もう20年くらい前のことで、その後のことが、頭のどこかに引っかかっていた。その「今」「これから」を伝えてくれる、ニュースを、本当にたまたま、見つけることができた。
マクドナルドのオーダーをマオリ語でできるニュージーランド/アオテアロア。
マオリ語の学校がしっかりと確立しているニュージーランド/アオテアロア。
その学校の校長に、どうしたらアイヌの学校を作れるのか聞く、アイヌの学生への答えが、特に胸に刺さった。
「マオリにはそれぞれ、自分たちの山、自分たちの川があります。わたしの山はそこにある(学校から見える小山を指差して)。あの山は英語で話しかけてほしくないと思っています。山はずっとそこにあり、人々はマオリ語で語りかけてきた。そのことはアイデンティティの一部なのです」
本当にそのとおりだと思う。
そして、私は、アイヌの学校の設立を、微力ながら応援したいな…と感じた。ニュージーランド/アオテアロアにもまた行きたい!
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