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奇跡の日々

私たちは、どうやら奇跡の時間を
刻みながら日々生きているようで
ある。

つまり奇跡の日々を生きている
わけである。

その証拠に、自らの生きる基盤に
思いを馳せれば、それは、奇跡の連続で作られているのである。

自らの足元には、ご先祖の命懸けの人生があるわけである。

そして、タイトロープを渡ってきた
ような我が人生も、その上に乗って
いるわけである。

ご先祖の奇跡の人生の上に、自らの
波乱万丈の人生が乗っかっているの
だから、毎日が、奇跡の時間となるの
である。

「いまここ」に出逢い、
「いまここ」に在ること。

ただただこの事実に、感謝せざるを
得ないわけである。

今やそのような自分なのである。

「ただこのままでもいい」

そう思える自分なのである。

「このままじゃダメだ」

これを口癖にして生きてきた
自分が、このザマである。

「向上心を無くしたか」
言われても仕方のない有り様である。

しかし、「言いたいヤツには
言わせておけば良い」のである。

なぜならば、感謝すべきことに
気づけば気づくほど、感謝したくなることが起きるのが、人生だと気づいたからである。

これは、「このままじゃダメだ」
そう自分に言い聞かせ、自らに
ムチ打ちながら、懸命に生きてきた
時には、決して味わうことの
できなかった。

そのような感覚だからである。

でも、自分にムチ打ち頑張っていた、
あの頃が間違いでは決してないので
ある。

自らに厳しく生きていたあの頃が
あったから、奇跡の日々に
気づくことができたのである。


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