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勝敗を超えたモノ

勝ちたい。
ただそれだけのために、
頑張ってきたのである。

負けたくない。
ただそれだけのために、
頑張ってきたのである。

誰に勝ちたいのか。
誰に負けたくないのか。

そう問われたら、それは、
「自分」と答えていたわけである。

そうやって、自分に勝ったり、
自分に負けたりを繰り返し、
人生を歩んできたのである。

人生とは、自分との勝負。
これに勝利することだと
信じていたからである。

しかし、あらためて思うと、
自分自身への勝利を目指していた
ようで、本当は、その先にあるモノを目指していたのである。

勝敗の先にある大事なモノとは、
本当に感謝すべきヒトであり、
モノやコトのことである。

これに気づくために、
勝つことにこだわってきたという
ことに気づいのである。

本当に感謝すべきこととは、
父母、ご先祖からの注がれた
無償の愛のことであり、先人より
受け継いだ無形の財産のことで
ある。

勝ち負けにこだわってきたのは、
これらのことに気づくため
だったわけである。

それゆえ、長く続いてきた
自分との勝負は、今や終わりを
告げたのである。

感謝すべき大事なことに気づく。
感謝を育む、自分なりの方法を獲得したからである。

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