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語学学習用アプリDuolingoの紹介②:2000日継続してみた感想

3年ほど前に、Duolingoという語学学習アプリを紹介したことがありました。

その後、順調に継続し、先日2000日連続を達成しました。

あれからもう1000日も経ったのかと思うと複雑な気分になります。体感時間の加速具合が凄まじいですね。1000日連続を達成した時はまだ学生でしたが、今はもう就職しています。住んでいる場所も、ちょっと引っ越したどころか海外に移住してしまいました。今となっては、学生だったころの将来への不安が嘘のようです。お金の余裕は心の余裕ですね。研究者って進路としては最悪では?

さて、Duolingoの紹介記事、やっていきましょうか。前回の記事を見なくても済むように、一応アプリの概要を下に載せておきます。その後で、この1000日の間に起こったことに軽く触れようかと思います。

アプリの概要(前回の繰り返し)

まず、このアプリはあんまり文法の説明をせずに、とりあえず文を読んだり書いたり聞いたり発音したりして慣れるという方式になっている。単語の暗記の負担はほとんどない。同じ単語が繰り返し繰り返し登場する。なんならタッチすれば訳が確認できるようにもなっている。逆にいえば、語彙を増やすのは自分で自分に負荷をかけてやらなければならない。


画像はウクライナ語のコースだが、英独仏みたいな人気の外国語はもちろん、果てはラテン語とか、変わり種ではクリンゴン語みたいなのまである。色々やるもよし、ひとつを突き詰めるもよし。わたしはもちろん前者。一セットごとに20問くらいを解くことになり、連続正解数に応じて10〜15ptになる。毎日5〜10分くらいかければ終わるので、トイレの時間とか、最悪寝る前にちょっとやれば容易に継続できる。進歩はゆっくりだけれども、海外旅行が目的とかだったら一番役に立つアプリだと思う。

また、一応の対戦要素(?)として一週間の獲得ポイントを競い合うリーダーボードがある。全部で10個のリーグがあり、毎週将棋の順位戦よろしく上位数名が上のリーグに進み、下位数名が下のリーグに落ちる(当然ながら一番上のリーグからの昇格と、一番下のリーグからの降格はない)。一番上はダイヤモンドリーグ。

日本時間だと毎週日曜の19時頃に週が切り替わり、昇格や降格が行われる。週が切り替わってから最初にレッスンを終えた時に、近い時間に同じように最初のレッスンを終えた人たち30人くらいと同じリーグに振り分けられる。何語のコースをやっているかとどのリーグに振り分けられるかは関係ないのだが、見ているとやはり英語が一番多い。次点はスペイン語のような気がするけどちゃんと統計を見ていないのでわからない。日本人もそこそこ見かける。中国人だと英語と日本語という人を結構見かけてほっこりする。私はマイペースで進めたい人間なのでこういう競争は余計な機能だと思ったが、こういうのが好きな方もいるかもしれない。

ちょっと注意点を述べておくと、たまに変なところがある(中国語の多音字で、画面に出ている拼音と違う方の発音で読んじゃったりとか、ヒンディー語のデーヴァナーガリー文字でたまに<ai>を本当に[ai]って読んじゃったりとか)ので、ネイティブスピーカーとか教科書とduolingoで言ってることが違った場合にはほぼ確実にduolingoの方が間違っている。

ここまでが1000日前と共通している部分。

直近の1000日間の動向

この1000日でDuolingoに何があったのかというと…マイナーチェンジくらいで、あんまり大きな変化はないような気がする。ただし、ライフ制はおそらく廃止された。これは当然のことだと思う(下の画像の右上参照)。

ライフの欄に∞

前回、「語学は間違って覚えるものだから、ライフ制はクソだ」という趣旨のことを書いたが、やはりそう考える人が多かったんじゃないだろうか。実際わかってるのに英語の些細なミスや誤タッチでライフが減ることのストレスは凄かった。だからこの仕様変更は英断だったと思う。

それはさておき、1000日前との違いは、強いて言うならChallengesと称して毎月1000点が目標として設定されるようになったことだろうか。ただし、私の端末では今年の8月以降来ていない。日本と中国を行き来しているからバグでも起こっているんだろうか?

なお、Duolingoには中国版があり、中国にいると強制的に中国独自のリーグにぶち込まれる。こちらには友達機能がない。

2000日もやっていると色々な仕様変更を経験するが、コースの構造が変わった時に進捗状況が進んだり後退したりする。忘れた頃に復習を勧められる仕様は直近の1000日で消えたのか、あるいはその前の1000日の間に消えたのか、とにかく昔はあったのだが今はなくなってしまった。個人的にはあったほうがよかったと思う。

単純な新単元の追加なら構わないのだが、やっていないのにやっていたことにされてしまう状況に何回か遭遇して閉口した。まあアップデートがある以上致し方ないことだろう。

おわりに

2000日もやっていれば流石に多少の語学力の伸びは実感できます。ただ、大学の授業などで習うよりはやはり伸びが遅いと思います。片手間に少しずつやりたい人には向いていて、一気にやりたい人には向かないという感じではないでしょうか。では、また1000日後に。

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