前回の
「痩せるために代謝を上げるには？」
の続きです。

筋トレで活動代謝を上げても20~30％
効率が悪いですね。

それなら「筋トレはしない方がいいのか？」

答えはNOです。理由を説明します。

ダイエットになぜ運動が必要か？

安静時のエネルギー代謝です。
骨格筋（２２％）

基礎代謝と筋肉は密接に関わっています。

脂質や糖質の分解の大部分が
安静状態にある筋肉で行われていて、

筋肉は全身で行われる脂肪分解のうち
７０％前後を担当しています。

基礎代謝を上げるには、食べること
以外でも筋肉の量とその機能を
強化していく必要があります。

とくに加齢や運動量の減少による
エネルギー消費量の減少は
肥満を引き起こし、脂質の分解機能の
低下によって体脂肪が蓄積しやすく
なるからです。

筋トレは運動後もエネルギーの
消費が起こるメリットがあります。

これをEPOC（エポック）と言います。
「運動後過剰酸素消費量」

カロリーの燃焼効率が高まった状態が
続くのですね。

15分から48時間とかなり差がありますが
EPOCが継続される時間、24時間は
脂肪燃焼効率が上がっていると
考えられています。

そして消費されるエネルギーは約100kcal
早歩きのウォーキングを30分している時の
消費カロリーに相当します。

その相乗効果で有酸素運動をすると
さらに脂肪燃焼が期待できます。

だから筋トレの後に有酸素運動が
良いのですね。

ちなみに食事制限だけで体重・体脂肪を
減らそうとすると、体型維持に必要な
筋肉が落ちてしまい、

痩せた場合でも体型が崩れてしまう
おそれがあります。

分かりやすく言うと、体積は小さくなるが
見た目のシルエットは変わらないと
いうこと！

それが分っていないと体重が減っても
見た目で満足できない状況になります。

見た目の変化は女性にとって大きいと
思いますので、運動もしてさらに
キレイになりましょう。