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テスラの中国ライバル会社(シリーズその4)-小鵬汽車(Xpeng Motors)

2021年2月の初日、新興EVメーカーの小鵬汽車は、1月の販売状況を発表しました。1月に6,015台を出荷し、前年比470%増加、7か月連続で前年比2倍になり、3か月連続で最高の月間出荷記録を作りました。

小鵬汽車は売上高が増加している一方で、一部のG3電気自動車のリコールについて、中国市場監督管理局からの通知に直面します。リコールの理由は、車両インバーターのDCバスコンデンサーの銅棒ねじに接続された錫メッキ端子が、錫ウィスカーのために高電圧直流の正極と負極の間で短絡を引き起こす可能性があるため、インバータへの高電圧電源が供給されないことです。

現在、小鵬汽車の顧客は、車の安全性を保証できないだけでなく、個人情報を収集しすぎるリスクにも直面しており、さまざまな技術の欠陥を露呈しています。その一方、「一番強い」として知られるOTAのアップグレードにより、40以上の機能が追加され、200以上のカスタマーエクスペリエンスの最適化を実現し、期待されているNGP自動ナビゲーション支援運転(パブリックベータ)もリリースします。

NGPは自動車線変更、低速車の追い越し、最適車線の自動選択、自動制限速度調整、自動出入りランプ、自動高速道路切り替え、車線変更の自動緊急回避、トラフィックコーン認識/回避、大型トラック回避、夜間の追い越しリマインダー、故障車両回避などの機能の実現を支援できます。また、適切な道路状況では、ナビゲーションルートで、車両を目的地まで案内できます。

このアップグレードにより、小鵬汽車 P7は中国国内市場で最もスマートな大量生産モデルの1つになるだけでなく、自己研究を通じて中国のスマートカーの進化をリードしています。

悲喜こもごもの様態を見せてきた小鵬汽車は、2021年に良いスタートで、将来のいろんな可能性が期待されるでしょう。 (テンセントニュースにより)

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