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モバイク消滅 中国の自転車シェアリング業界が三足鼎立時代へ

12月15日、モバイクアプリにて、ユーザーにより便利に利用していただくために、自転車シェアリングサービスが美団に完全に統合されたことが発表されました。モバイクのアプリ、WeChatミニプログラムのサービス・運営は2020年12月14日の夜23時59分に停止したにつれて、今後、ユーザーは元のモバイクアカウントで美団のアプリ、WeChatミニプログラムにログインしてQRコードをスキャンすることで、美団のすべての自転車とオートバイをデポジットなしで利用することができます。

この告知をもって、モバイクは正式に歴史の舞台から立ち去ることになります。2016年4月に事業を展開し始め、全盛期にofoとともに自転車シェアリング業界のトップ2となっていたモバイクですが、2018年4月に美団によって27億ドル(約2797億円)で買収され、2020年12月14日23時59分をもって、モバイクは事業を廃止、美団に完全に統合され、商号を「美団単車」に変更しました。

これにより、自転車シェアリング業界は、青桔単車、哈囉出行と美団単車による三足鼎立時代に突入し、その裏では、大手企業の滴滴、アリババと美団が競争しているのです。

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