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きれいなメガネ

↑前回のつづき

失敗しない超人よりは失敗を挽回できる常人のほうが現実味がある。が、そんな人が政界で頭角を現すのを待っていたら何十年かかるかわからない。現職の政治家さんが変わってくれるのが一番早い。

政権を厳しく批判する人たちもそれを期待しているのだろうが、先に書いた通りダメなところばかりをあげつらうのは効果的でない。かといって褒めるタイミングもそう多くはない。では、どうするか。

フェイク動画を作ればいい。

フェイクと聞くと悪用の印象しかないが僕の想定は逆だ。不適切発言などで評価を貶めるのではなく、きれいなことを言わせるのである。こんな首相であって欲しかったという理想を示す。

もちろん「増税はしません」みたいな出来もしないことを言わせても意味はない。裏金疑惑あたりのモゴモゴした回答がリライトするには丁度いい。

虚偽報告は政府の信頼を著しく毀損するものであり、事実であれば議員辞職が相当であると考えます

僕の中の妄想メガネ

これが言えないから身内びいきで黒も白に変えようとするガッカリメガネに見えている。

まあ、僕の考えた理想などたかが知れている。もっといろんなメガネがいていい。虚構はいくらでも作れる。そして現実のメガネに理想のメガネたちと競わせるのだ。

被選挙人と有権者が同じ理想を共有できる良案だと思うがどうだろうか。
みんなで理想のメガネを作ろうぜ!


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