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起きて半畳、寝て一畳

↑前回のつづき

それでも車の免許があったら楽しいかもしれないと思っている。是が非でも欲しいとまでは行かないが、乗り物酔いの元凶として車を忌避してきた今までの態度からすれば120度くらいの方向転換といえる。

以前の記事で家に固執する必要がないと気づいてから車中泊という選択肢が視野に入るようになった。昨今のキャンプブームの流れでも注目されているが、べつにアウトドアで「うぇーい」したいわけではない。

車にはなるべく乗らないように、乗ったとしても早く降りることばかりを考えていたので、そこに住むという発想が浮かばなかった。移動手段だから酔うのだ。コンパクトで雨風をしのげる滞在空間と考えると評価は逆転する。

車中泊に向いている車種、すなわち荷物スペースが広い4ナンバー車は税金が安いというのも魅力的だ。所有しているだけで維持費がかかるというのは免許取得や車購入の初期コストよりずっと受け入れ難い。走らないのにランニングコストとはこれ如何に。

免許の返納が話題になるこのご時世に50歳を過ぎて免許を取る選択肢は妥当だろうか。

「いま那須高原でこの記事を書いています」

なんてnoteを書く自分の姿を想像して笑ってしまった。似合わねぇ。


↓家に固執する必要がないと考えた話