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10円のカレンダー

そろそろ来年のカレンダーが欲しい。実家にいた頃は何かの景品や販促品で貰ったカレンダーが部屋の数よりも多く転がっていてその中から自由に選べた。今は自力で調達する必要がある。

と言ってもネットでPDFをダウンロードしてコンビニで印刷してくるだけだ。これが最適解だと思う。Frame illustさん、来年もお世話になります。

年をとると時間の流れが速くなることとも関係しているのだろうが、12ヶ月をまとめて見たい。今日が一年のどのへんに位置しているのかがひと目でわかると「ああ、無為に過ごしているなぁ」と実感できる。気づかずに過ごすよりほんのちょっぴり心に優しい。

そういえば子供の頃は日めくりカレンダーが楽しかった。今はもうあれに何の意味があるのかわからない。

年めくり(?)に限定すると有料のものを含めても選択肢が大幅に減る。その中でもFrame illustさんのカレンダーは文字の太さや月またぎのデザインがスッキリしていて一番好みに合った。

昨年までカラー印刷していたのを今年は白黒にしてみた。マルチコピー機の料金としては80円か10円かの違いでしかない。年の一度の数十円の差なんて気にしないが、白黒でもとくに困らなかった。なんなら上品にさえ見える。

そうか、こうして人生から彩りが失われていくのだな。