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欧米では当たり前になりつつあるクリーンラベルとは?日本での先駆けになりたい!

あなたは、クリーンラベル(Clean label)をご存じでした?
実をいうと私自身もこの言葉は初耳でした。

世界の食(フード)のトレンドのうちで今、最も注目されて
いる概念といことですが、日本ではなじみがなく普及もして
いない用語です。

欧米で流行っているトレンドは、日本では数年先にトレンドに
なるのが一般的です。今では馴染みのある、オーガニック、
グルテンフリー、スーパーフードなどは、すべて欧米で先に火が
ついたもので、日本でもおなじみになってきたものです。

クリーンラベルとは、
消費者の知りたいという欲求を満たすための概念です。消費者は、
手に取る商品がどこで誰が作ったものなのか知りたがっています。
商品パッケージに記載されている原材料が、どこから来たか?
賢い消費者は、裏ラベルを見て、添加物や化学的な保存料が入
っているとその商品の購入を躊躇します。
さらに天然素材であったとしても、それが何なのか、産地はどこ
なのか?また、その食品の加工方法まで明記したラベル表示の
ことをクリーンラベルと言います。

製造者の大半は「安心、安全、健康」であることを売りにしています。
しかし、消費者はもはやそれだけでは満足しません。
素材の産地やこだわりの原料を知りたがっているのです。

消費者がそのラベルを見ただけで、その製品について理解し、
安心感を得られる状態をつくり出すところまで生産者や
加工業者の責任だと思っています。

実際にこれから、プラントベースのプロテインミートの製品を
製造販売するにあたって、このクリーンラベルを日本でいち早く
取り入れていきたいと思っています。

多くの日本人がこの用語の定義を知ったとたんに、日本国内で
クリーンラベルの流れが急加速すると確信しています。

安心安全で健康的であることを謳っているのは、メーカー側の
単なる自己満足でしかありません。たとえば、無添加、無農薬、
高い栄養価など、ほんとうに、消費者が望んでいるベネフィットなので
しょうか?そして、その商品にたする思いはやメッセージは、
消費者に明確に伝わっているんでしょうか?

消費者は、食材に「安心、安全、健康」を求めるのは当たりまえに
なってきています。それに値するエビデンスを求めているのです。

その意味では、クリーンラベルは、消費者と作り手である製造元を
つなぐ概念であると言えます。

残念なことですが、消費者は売り手サイドの美辞麗句を信用して
いません。天然成分や無添加をうたっていても、なぜそれが体に
いいのかを証明する必要があるのです。

詳細な情報を消費者に提示することによって、やっと信頼を
勝ち取ることができるのです。



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