今こそ、改めて日本人の良いところと改めるべきところを考える
必要があると思っています。

2020年からパンデミックになってますます日本人の同調主義と
付和雷同的にひとつの方向に一気にいっていまう危うさが強調された
エポックメイキングが時期があったでしょうか？

それは、自分自身の頭で考えないで、マスコミや自称（笑）専門家
と呼ばれる見解に踊らされてみんなが一緒の行動をしてしまうことで
一層、明らかになってしまいました。

ワクチン接種が世界一といっていいぐらいの接種率、着用率も世界一の
マスクを見ればわかるとおり、言われたことを素直に従ってしまう
危うい民族であることを図らずも世界にさらけ出してしまいました。

結果がともなっていれば、それもひとつの特性として長所として転換
できるかもしれませんが、世界一の感染率をどうやって説明したら
よろしいのでしょうか？

｢和をもって貴しとなす｣と聖徳太子の時代から、話し合いでみんなが
相手を尊重しあい、認めあって協調することがなによりも尊いものだ
という文化が連綿として日本人の心にあるのは、言い面でありますが、
現代においては世界的には甘いと言われていまいます。

日本人の良いところは、西洋の文化をいち早く取り入れて、それを
日本人向けに改善と改良を加えて融合し、新しいものを発明する
力があることです。

料理のメニューのサンプル、自動洗浄機付きトイレ、ちょっとした
思いやりのある細やかなものをつくることは卓越した力を発揮します。

たとえば、お菓子などの袋のチョットした切れ込みを入れることで
開けやすくしたり、缶製品の開け口に目の不自由な人に、缶の上に
書かれた点字を読むことで、缶の中身を知ることができるようにして
いる点。

飲食店では、塩、胡椒や醤油などの調味料がほとんどテーブルに
完備されています。特にメニューは実際の料理をサンプルで選ぶ
ことができるのは日本でしかありません。今でこそ、写真で選べる
のは当たり前になってきましたが、私が学生の頃に海外へ行っていた
当時はそんなものはありませんでした。

紅茶をを頼めば、本格的なものが出て来る日本とティーパックの
紅茶が当たり前の海外でビックリした記憶があります。
何より文字のメニューしかなかったので料理をオーダーするのに
苦労したことが思い出されました。

日本人は、もっとこのような細やかで繊細なおもてなしの心を発揮
する良い面を伸ばしていくと同時に、自分の頭で考えて情報に対する
裏付けをとって行動する習慣をもっと身につけるべきでしょう。