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現役地方公務員ですが行政書士を受けてきました

昨日、行政書士試験を受けてきました。

実は、地方公務員は17年で行政書士資格がもらえる(退職前提)のですが、この17年という歳月がくせもので、23歳入職だとしたら資格取得は40歳くらい。。。。
正直、このくらいの歳だと子供もいて、家ローンもあってという状況で、じゃあ退職してまで行政書士やるかって言われたら、やらないという人がほとんど、というか99%じゃないでしょうか・・
なので、公務員が行政書士になるのは定年退職後のケースが多いのではないかと。

私の場合は、色々民間にも転職しましたが、公務員経験は通算11年くらいあるので、あと6年耐えればもらえるところでした。
耐えるとして40半ば。耐えられるのか・・・?

実は昨年、職務上で審査請求や住民監査請求をされ、行政不服審査法の勉強も少しかじったので、せっかくなら自分で取ってみるか!と思い、今年の6月に受験を決意。

参考書と問題集の選別は最も重要な事項のひとつ。まずはYoutuberが薦めているものとアマゾンの評価で高いものから選別。
メルカリで1年落ちの参考書と問題集(TACとLEC)を7千円くらいで買い集め勉強開始。

【買ったものなど】
TACのテキストと、肢別過去問、1000本ノック、記述式2冊、市販の模試(LEC)を中心に。わからないところはネットで補強。

毎朝30分、昼休み20分、帰って1時間、休日4時間くらいな感じで5か月間走り抜けました。合計勉強時間は400~500時間くらいかと思います。

10月にLECで受けたファイナル模試はB判定(1,000位/3,000人)
これは落ちると思って、10月からブーストかけてやりぬきました。

結果は、予備校の解答速報で、記述抜き170点、記述はあんまり自信ないけれど部分点で10点は取れてそう。ということで、たぶんですが合格できました。

公務員試験の時に民法を勉強してましたが、2019年の改正で別物になっており、まったく1からの勉強でした。一方、行政法の分野は地方公務員なので、イメージがしやすくアドバンテージがあったと思います。

試験を終えての実感としては、行政書士試験は「難しい」です。宅建の3倍くらい難しい感じでした。問題一つ一つが本当に冷や冷やする感じで、3時間ぶっ通しで集中力も問われます。集中力が途切れ、多肢選択の2問をケアレスミスして落としました。地方上級公務員試験の1次試験合格とどっちが難しいかと言われたら、僕は行政書士が少し上だと思います。

さて、仮に合格できたとして、起業の際の武器ができることになります。
所持している宅建との掛け合わせだけでなく、ドローンや民泊、外国人就労などなど・・
結果は寝て待つことにして、並行してビジネスの準備を色々はじめます。そう思うと、試験合格というのはお金になるかは別として視野をぐっと広げたくれたような気がします。

退職を検討している若手の現役公務員の方は行政書士試験の受験を検討されてはいかがでしょうか?

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