見出し画像

タイ ビーチサイド クラビ 神は細部に宿る

葉山の海近、月に2,3回、晴天の週末にシャンパーニュバーをオープンさせているインギャリオン店主です。今週は夏休みでタイのバンコク、クラビと久しぶりのプライベート海外旅行に来ています。お店の次回のオープンは、森戸花火大会の日に、予約限定で花火の後にオープンする予定です。

さて、今回はタイのクラビのホテルでのエクスペリエンスについて書きたいと思います。神は細部に宿るという言葉があります。建築、芸術などの作品において、素晴らしい作品は細部も手を抜かずに作られており、それが全体の完成度を高めているといったような意味合いで使われていると思います。

タイの南部、海と100以上の大きな岩が点在しているかのように見える島々で有名なクラビ。その中でコロナ直前、2020年にオープンしたバンヤンツリー クラビにお邪魔しました。おそらくほぼ全室プール付きの部屋。その他のプールやレストラン、プライベートビーチなど施設が充実してるホテルです。様々なところ、特に細かいところで、こだわりがつまってました。へややファシリティーの移動はカートかあるのですが、歩いているとかなり手前でカートが待っててくれて、どこにでも連れて行ってくれたり、ホテル内のすべてのコミュニケーションか電話ではなくLineでできたり、ブレックファーストの時間がお昼近くだったり。その中でもBBQディナーがとてつもなく素晴らしかったです。

庭スベースがある一階のスベースでは部屋の庭でBBQがプライベート空間ですることができます。我々の部屋は眺望のいい2階、インフィニティープール感のある部屋だったので、BBQはカバナでと言われました。時間になって、プールサイド近くのカバナで待っていても、一向に準備しているような場所がなく。そこで、Lineで確認すると、プールサイドから星付きレストランに登って行く途中のロケーションとのこと。プールサイドの横から少し階段を登ると、そのカバナはありました、

ほぼプライベート空間でカバナと植栽、海に囲まれていて、他の場所からはそんな場所があるとは思えない場所。海にせり出したスペースには150cm四方の巨大なクッションが2つ。サンセットを寝転んで見ることができます。借りたのは我々家族3人。6、7人でも充分なスペース、ソファ、椅子、テーブル。様々なBBQを経験しましたが、商業的なBBQだと間違いなく最高のロケーションでした。

ビーチに降りられるプライベートな階段、大きなBBQテーブルにビルトインされたグリルとツール、オリーブオイルをひくためのツールはなんとそのままのパイナップル。心地よい大きなソファとクッション、綺麗なモダンな藤の大きなダイニングテーブルに、趣味の良いランタン。空間をプライベートにする歯カバナも同じモダングレーで統一され、天井には酢大きなFan。

料理や飲み物、サービス以外で思いつく限りでも、これだけの細部のこだわりがあり、これがプライベート感と、ラグジュアリー感を演出してます。我々は自分達が大好きなので自身で焼くスタイルにしましたが、安スタッフに焼いてもらうコースもありました。7,8人のBBQなら、そのスタイルがいいかなと思いました。

かなり量的には多いことを除けば、最高に美味しい食材とワイン。天気も最高によく、綺麗なサンセットを見ながら、素敵なエクスペリエンスでした。

自分のバーに振り返ると、最高の設計建築家にお願いしたおかげで、ワインバーの内装は細部に神が宿るほどの外観、内装となりました。今回滞在したホテルはそれに加えて、食材、料理、ワイン、サービスといったソフトにも、細部にこだわった完璧なエクスペリエンスを提供してくれました。ソフトの部分は様々なお店や考え方をさんこうにして、ますます楽しくいろいろなことを試し、神が宿るような店にしていきたいと思います。

今回も読んでいただきありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?