ずっとこの覚悟と勇気が湧かなくて
ある壁の前に立ち止まっていた。

ずっと努力とか頑張るとかで手に入れてきたものがあったけれど
その後に残ったのは本当に欲しかったものなんだろうか。

やってきたことに後悔はひとつもないし
それはかなり役立ってる。

でも本当にそれをしたかったのかって言われるとわからない。
だからなのかこれまでは当時を思い出すと
楽しかったというよりとにかく必死に頑張った私。という想い出だけだ。

その頑張った先に見えたものは私よりすごい人たちばかり。

かなわないじゃん。結局。

そんな思いとともに知的好奇心は止まない理由は
私の中ではコンプレックスだと思ってきた。

運動は才能や体格などに左右されることが多かったけれど
今でもやり切った感はあって
どうにもあれ以上にはなれなかったから
楽しく子供と遊ぶことに役に立ててきた。

息子と一緒にバスケをしたりサッカーしたり縄跳びしたりキャッチボールしたり。おそらくそこいらのお母さんよりたくさん遊んできた。

それは私の持ってるものが役に立ったという自己満足だったのかもしれないけれど、息子は私を自慢のママだと思ってくれていたと思う。

カラダの小さかった息子でさえ中学生になって間もなく
体力も知力もあっという間に抜き去っていった。

子供の力を感じ嬉しかったし
あとは経験を積んだらすごいことになるんだろうと
息子を見てワクワクしかない今。

たくさん遊んだあの思い出は
息子にとって

楽しい家族をありがとう

というお手紙とともに心から思ってくれてるのを感じ
今でも涙が出る。

嬉しい手紙だったし私の子育てで最も大切にしてきたところだったから
本当に嬉しかった。

そんな嬉しい体験をしたり幸せ体験は
ゆっくり可愛い息子を味わう時間となった。

でもそろそろそんなまったり時間も終わりに近づき
私を満たす時間に突入している。

絶対この先にあの世界を見るんだと決めているのに
どうしても勇気も覚悟も継続しない。

だってあの努力をしないと手に入らないものだとしたら
あんなに頑張らないといけないのか。

あの頑張りを継続する約束が自分にできなかった。

まだ手に入れたことのないものを手に入れるのであれば
がんばらねばならない。

でも気がつきました。

このねばならないがどうしても嫌だったことに。
そしてこのねばならないから解放されたことに。

今私はまだ見ぬ世界を手に入れるために
努力だと思っていたことを
心の底からやり遂げたいという思いに変わったら
努力や勇気や覚悟なんていらない。

やりたい思いが突き動かしてくれるんだということが
わかっていたつもりだけど突き動かしてもらえなかったのに
やっと神様が私を突き動かし始めてくれてる感じがする。

独りよがりでもなんでも良いよ。

とにかくやり切りたいしやってみたいよ。

ただそれだけ。

やるわよ私。こんどこそ（笑）

この大好きな二人のためにも
そして私を信頼してくださってる方々のためにも

あーワクワクしてきた✨♬