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【2023年セミナー】ビジネスモデルデザイン

先日、2023年度のせみなー「ビジネスモデルデザイン」の講義が終了しました!講師は、一般社団法人関西dラボ 代表理事の岡田明穂先生です。

講義は3日日、全6回で行われました。

第1回、2回(8/6)

・ビジネスの構造設計図
・さあ、あなたのビジネスをデッサンしよう」

 セミナーの中で唯一必修のこの講義。お互い開校式以来の顔合わせとなる受講生の方々もおり、最初は教室にも少し緊張感が漂っていました。
しかし、岡田先生が、第一声からハイテンションで盛り上げてくださったおかげで、だんだんと緊張もほどけていきました。
 初日では、ビジネスモデルとは何か、その論理と必要性を学んだあと、さっそく受講生ひとりひとりが思い描く事業の、ビジネスモデルキャンパスを作成することに。ビジネスキャンパスには、パートナー、価値提案、顧客セグメント...などの欄があり、受講生は作成に苦戦していましたが、「こんなことまで考えないといけないのかと発見になった」との声が多く、初日から、この講義の重要性を感じられた受講生が多かったようです。

第3回、4回(8/27)

・顧客を観察し、学ぶ
・多様な視点と柔軟な発想で、魅力的な価値提案を創造する

 会場変更により四季の森生涯学習センターで行うことになった第3回、4回は、特に価値提案のプロセスについて学んでいきました。そのプロセスは、①顧客の用事(job)を把握する、②顧客のgainとpainを知る、③新しい価値提案をデザインするというステップから成り立っています。ペアワークでは、顧客のjobやgain,painを知るために、交代で役になりきりインタビューを行うというとてもユニークなもの。
 普段”役になりきる”ということがないので、難しいワークでしたが、インタビューを体験した後は、自分では想像もつかなかったpainやgainを、新たに気づいたという方が多くいました。

第5、6回(9/10)

・あなたの中にある潜在価値にアクセスする
・お客様との関係性をデザインする

 3日目も同様に、四季の森生涯学習センターで行いました。
 最終回は、顧客の行動を細かく理解し、自身のビジネスとの接点を考えるというもの。ワークでは、自分が実現しようとするビジネスを利用するお客さんを強く思い浮かべ、1日目、2日目で学んだことも生かしながら、どうすればお客さんと関係性をつくれるのかについて深堀していきました。
 皆さん、「これまでそんなところまでイメージしたことなかったから分からないよ...」と難しさを口にはしながらも、楽しそうに自分のビジネスについて考えたり、グループで議論したりしている姿が印象的でした。

 そして、3日間盛りだくさんのワークをやりきった受講生のみんなで、最後は、岡田先生の毎年恒例イェーイで締めました。
 なんと、この篠山イノベーターズスクール9期生、これまで数々の場で「イェーイ」をされてきた岡田先生の中で、歴代第1位の「イェーイ」だったそうです。

明るく、楽しく講義に臨んでくださった受講生の皆様、ありがとうございました。受講生の皆様のビジネスモデルが実現することを、心より願っています。

セミナー「食と農の流通とマーケティング」の講座ページは下記リンクよりご覧いただけます↓