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Mー1グランプリ2021 パート1。

ついにこの日がやってきました。
年に一度の漫才の最高峰の祭典。

一日で芸人人生が変わる瞬間を
毎回毎回、目に焼き付けて来ました。
今年もその瞬間に立ち会える事に感謝しながら、
今回もしっかり見届けたいと思います。

今回もオープニングVが激熱。大好きです。
「俺たちが一番面白い」の時の川瀬名人がカッコいい。
戦いに行く前の舞台袖の芸人って本当にいい。

今ちゃんと上戸彩が舞台に登場し、
今ちゃんがBKBのアクションをしたので、
今年もバイク川崎バイクが前説をした事を確認。

その後、審査員の紹介がスクリーンで流され、
映像が終わると、スクリーンが落ち、
審査員が横並びで勢揃い
アベンジャーズみたいでよかったですよね。

水谷隼選手と阿部詩選手の金メダリストご両人が、
笑神籤プレゼンターとして登場。
いよいよM-12021がスタート。
きっとファイナリスト全員が「引くな!」
心の中で叫んだろうトップバッターを選ぶ笑神籤の結果は、
モグライダーでした!ここから全組感想を述べたいと思います。

一組目、モグライダー

モグライダーのネタは初めて見ます。
モグリだと思われるかもしれませんが(ややこしい)

ただM-1で初見ですごい物を見れた感動をしたいがために、
普段ネタ番組に触れていないまであるので、ワクワクが止まりません。

ポンコツキャラのともしげにやんちゃそうな芝さんが登場。
ネタはさそり座の女のネタ。
トップバッターとは思えないぐらいスタジオが湧いてました。
審査員の年齢にドンピシャな選曲、
ともしげのポンコツだけど、愛嬌が感じられるしゃべり方とキャラ。
芝さんの間が抜群なツッコミ。しゃがれてるけど聞き心地がいい声。

松ちゃんも二人とも声がいいと褒めてました。得点は637点。
ここまで受けたトップバッターは2015年のメイプル超合金か
2017年のゆにばーす以来かなと思いましたが、
トップバッター最高得点だった模様。礼二が言ってましたが、
トップがもったいない、そんなモグライダーの出来でした。

モグライダーの出来が素晴らしかったので、これを基準点に
せざるを得ない、審査員の苦労が見えるようでした。

二番手に阿部詩選手が笑神籤を引いたのが・・・。
ランジャタイでした。
テレビ見てる人が全員目を見開いたんじゃないかと。

二組目、ランジャタイ

ランジャタイとは
平安時代からあるお香の香木の名前で、
その時代の権力者がごぞって欲しがった
天下第一の名香と言われてる物。
そこからコンビ名を取ってるみたいです。

ランジャタイはネタ番組、去年の敗者復活で見てるので、
その破天荒な芸風、漫才スタイルは知っていたのですが、
まさか決勝に来るなんて夢のようでした。
今回のファイナリストを選出した準決勝の審査員の
その慧眼に改めて敬意を表したいです。

ランジャタイはその名の通り、
色んなところにボケの残り香を残していきました。
笑神籤で呼ばれた瞬間、ゴンドラに向かうまでの道、
サンパチマイクの前、今ちゃんと審査員との絡み。

ランジャタイがランジャタイである存在理由を存分に。

ネタは猫を飼う。
タイトルは普通なんだけどなぁ。
百聞は一見にしかずなので、動画で見てもらって
見てもらった上でここに感想を書くのだけれど。

常人に思いつくのだろうか、この設定が。
そしてネタに昇華する事が出来るのだろうか。

これはランジャタイの二人だからこそ出来た事。

大反省会で小藪が言ってましたが、
ここまで不条理なネタで訳がわかんないのに、
見てる人が全員訳がわかってる
って言ってたんですけど、
本当にその通りだと思いました。
これはサンド富澤も褒めてた国ちゃんの表現力の高さ、
野田クリスタルも言ってたマイムのうまさがそうさせるのだと。

得点は628点。80点後半が目立つ中、
サンド富澤が91、志らく師匠が96点。
どんな点でも出るたびに笑顔でリアクションをする二人も良き。
また審査員コメントでサンド富澤が言った、
「決勝だぞ!」は最大級の賛辞だと思うのです。

傾向として、80点後半が目立つと、大体最下位になるのですが、
本人たちは歯牙にもかけない。あと個人的な意見として、
今回ランジャタイは最下位じゃないと思っています。
M-12021の殿(しんがり)を任されただけです。

殿こそ戦の華じゃないかね」と花の慶次でも言ってたし、
殿は戦巧者にしか任せられないので、ランジャタイは
その任務をしっかり勤めあげたと思います。

次はゆにばーすなんですが、一本の記事になるぐらい
長くなりそうなんで、一旦やめさせていただきます(オズワルド)


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