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BRM1007熊本1000km東九州レポート②



10月8日:2日目 杵築市〜宮崎市 約290km

杵築(270km)〜佐賀関(335km)

杵築市のホテルに前日23時頃に到着。受付、入浴、洗濯を済ませ1時には就寝。15km/hペースでの計算でのイーブンペースは午前3時、ボーナスタイム2時間使うことにし午前5時には出発と計画を立てた。そこそこ眠れて4時ごろに起床、天気予報通り雨が降っているようで道路は濡れている。最初からレインウェア、シューズカバーを履いて午前5時に出発。出発してすぐのコンビニで朝食と補給食などを準備して弱い雨が降っている中で出発した。

日出〜別府と暗い中を進む、この辺りには行橋〜別府100kmウォークの参加者がたくさん歩いていた。大分市街を過ぎる頃には雨がかなり強くなってきた。佐賀関フェリー乗り場前でランドヌール2人組を発見、約335km地点のフォトチェック佐賀関市民センターのバス停を撮影。


Photo3:335km地点 8:12到着

佐賀関を通過、関アジ・関サバ食べたかったなあ。開いてる店あったけど雨だったし店に入る余裕なし。

佐賀関〜津久見(370km)〜佐伯(415km)〜延岡(470km)

臼杵を通過して津久見市へ。津久見で一泊目の宿を取ってるって言ってた方もいたなあ。津久見と言えば、往年の名投手川崎憲次郎氏が思い浮かぶのですが(年齢バレる)、ネットで調べると隣の佐伯氏出身で津久見高校卒業なんですね。結構なアップダウンをこなして約370km地点のフォトチェック:太平洋セメントをパチリ。

Photo4:370km地点 10:29到着
ボーナスタイム関係なく貯金が少しできた

津久見市を通過して佐伯市へ。市街地では、ツールド佐伯の参加者とたくさんすれ違う。雨の中可哀想にと思ったが、自分達も雨の中走ってるんだったな。コンビニで一度休憩を挟み、佐伯市街を抜けると強烈な登りがあり下るとフォトチェックの楠本簡易郵便局があった。

Photo5: 415km地点 12:54到着 

この後もそこそこのアップダウンをこなしながら、延岡に到着。ここからは、3月のAJ鹿児島600kmでのコースと重なっているところが多く一安心。

延岡(470km)〜日向〜宮崎(560km)


延岡のコンビニで休憩を入れて再出発。ここからは、雨がひどく、国道10号線の交通量の多さもあり心が折れそうになる。道の駅日向で一旦休憩を挟む、この辺りで陽が落ち夜間走行となる。途中国道10号線を避けるルートになっており、交通量・信号ともに少ないルートで助かる。平坦基調でDHバーを使いスピードに乗って進む。

宮崎市に入って前にいたランドヌールを追いかけてしまい宿への道を行き過ぎてしまうプチトラブルはあったが、22時頃に宮崎駅前の○横インへ到着。ボーナスタイム関係なしでイーブンペースでの到着。チェックインするが何と自転車は中での保管不可と言われ、敷地内の裏口の駐車場の一角に停めるよう言われる。奥まったところにチェーンを括り付け盗難に会わないことを祈るよりない。シャワー浴びて、洗濯している間に隣のコンビニでチキン南蛮弁当買って栄養補給。1日雨の中走って疲労困憊であること、明日明け方まで雨予報のためしっかり休養とって再出発することとした。

10月9日:3日目 宮崎市〜芦北町

宮崎市(560km)〜串間(640km)〜肝付(677km)

一旦2時間程度で目が覚めたが、すぐにもう一度寝ることができて計4時間睡眠とる
ことができた。朝4時過ぎに起床して、着替えチェックアウト。外に置いていた自転車は無事のよう。雨も止んでおり、チェーンオイルを差して5時前には出発した。

宮崎市街を抜けて青島から日南海岸を通る、せっかくの景勝地だが暗くてよく見えない。夜が明けて海岸線が見えるようになると今度は雨が…。今日は降らないはずじゃなかったっけ?雨具をサドルバッグから取り出し再出発。


日南海岸沿い:この後に雨が降り出した

しばらくして、雨は小雨になり上着のみレインウェア着用で進ん行き、上着もすぐに脱いでバックポケットに入れていつでもすぐに着られるようにして進む。日南市街から、3月に通った油津港は通らずに南郷〜串間へ進んでいく。串間の通過チェックに近づいていた頃に町のサイレンがなり放送が何か言っている。良く聞いてみると津波警報が出ているよう。消防車の出動もあっている。今から海岸沿いのルートなんだけど大丈夫なのかと心配しながら約640km地点のファミリーマート串間西浜店にピットイン。10/9 8:42到着でボーナスタイム考慮なしで5時間の借金(ボーナスタイムありで2時間半の貯金)。買い物してレシートをゲットして、イートインコーナーがあり食事しながら情報収集。どうやら伊豆諸島付近での地震での津波警報で大きな津波は少なくともなさそうで一安心。イートインコーナーには、1名ランドヌーズが食事をされていて本日初めての人様と会話した。自分と同じ宮崎泊からのスタートとのことだが、スタートは10/7 10:30と聞いて自分の遅さに心配になる、宮崎で睡眠取りすぎたかな…。関東から、九州を楽しみに遠征されたようでこの天気でガッカリされていた。

自分の遅さに心配になり先にコンビニを出て再出発。志布志へ経て大崎に入るとド平坦・信号なしの借金返済モードとなる。大崎から肝付へと入る肝付川の橋の上で停車しているランドヌールを発見。挨拶して止まると、どうやら津波が来ているとのこと。橋を渡った所には消防車も待機している。確かに白い波がずっと動かずに見える。ネットで調べると1m未満の津波のようで、停泊していた船も安全のため沖に避難している(岸壁で損傷しないように?)。途中で串間でエンカした方とは違うランドヌーズも合流。10分ほど見ていたが、なかなか津波も近づいてこなかったので諦めて再出発した。

塚崎古墳群までは3人でご一緒し、フォトチェックを無事に終え自分は先に出発させてもらう。10/9 10:42到着でボーナスタイム考慮なしで4時間半の借金(ボありで3時間の貯金)。

Photo6 塚崎古墳群 677km地点 10/9 10:42通過

肝付(677km)〜鹿屋(692km)〜桜島(737km)

鹿屋のローソン下堀町店の通過チェックに到着。11:29着で4時間半の借金は変わらず(ボありで3時間の貯金)。いいペースで進んでいるはずだが、なぜ貯金が増えない?と言った感じ。実際は大まかな計算しかしていないので焦ってはいなかったが、こうやって振り返るといいペースで進んでいた実感ある場所でも貯金があまり作れていないことに気付く。再出発し鹿屋体育大学横を通過し錦江湾の海岸線に出て垂水へ入る。ここからは何度も通ったルートで、北上を続け桜島へ入る。今日は曇っていたし、小雨が降る時もありサングラスせずに走っていたが、桜島へ入ると眼がチカチカし出し、火山灰が舞っているのかと思いサングラスを装着した。桜島のアップダウンを走っているとセミの鳴き声が…。もう10月というのに、同じ九州でも鹿児島は長崎とは全く違う気候なのだと実感。

桜島から錦江湾を望む。木の根元の黒い砂は火山灰です。

737km地点の桜島フェリー乗り場に到着。14時の便に間に合ったよう。ボーナスタイム考慮なしで4時間の借金(ボありで3時間半の貯金)。少し時間詰めることが出来た。フェリーに乗り込む際に、自転車から降りずに乗り込んだがその際にスロープ板に隙間がありジャンプで乗り越えヒヤッとした。フェリーに乗り込むと、うどんの販売に人が並んでいた。注文から1分もせずに出てき、フェローが動き出すと少し揺れて急いで食べなければと焦ってしまう。3度目の桜島フェリーで自分も初めて食すことが出来て嬉しかった。

桜島フェリー名物のうどん
737km地点 14時に到着。

レポート③へ続く







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