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読書脳


2023年9月発売

この本は、読んだら忘れない読書術の改題、加筆、再編集したアップデート版らしいのですが、ほぼ同じ内容みたいです。

2015年4月発売

読書の意欲を高める為に再読しながら、アウトプットとして読んで良かった文章をまとめてみました。

読書はあなたを裏切らない。
正確には「読書+アウトプット」は、あなたを裏切らない

覚えていない、つまり「記憶」に残っていないということは、それは「知識」としてあなたの中に定着していないということ。もっといってしまえば、その読書は何の役にも立っていない、ということと同じなのです。

キーワードは、「アウトプット」と「スキマ時間」。

私は、世の中で大切なものが5つあると思っています。「お金」「時間」「情報・知識」「人(つながり)」「健康」

月に7冊読むだけで、あなたは読書量において日本人の上位3%に入ることができるのです。

「インプット量」で勝ち、「アウトプット量」で勝ち、自己成長スピードで勝てば、あなたはライバルに圧倒的に差をつけることができるのです。その第一歩が、「インプット量」を増やすこと。そのために一番簡単なのは、読書量を増やすことです。

文章力をつけたければ、本を読め
本を読む人と読まない人の決定的な違いは、「文章力」があるかどうかに表れます。

文章を上達させたければ、たくさん読んで、たくさん書くしかない。

本というのは、ありとあらゆる仕事力をアップさせることができる。

私がこれほどたくさん読書する理由は、「楽しいから」です。これがまず基本です。

最初のインプットから、7〜10日以内に3〜4回アウトプットする
①本を読みながららメモをとる、マーカーでラインを引く。
②本の内容を人に話す。本を人に勧める。
③本の感想や気づき、名言をTwitterでシェアする。
④Twitterやブログに書評、レビューを書く

電車でスマホをさわるのは最大の時間の無駄である

たくさん本を読める人は、時間管理が上手な人。読書術は、時間術そのものといってもいいくらいです。

「今日1日でこの本を読む!」と目標設定をして、制限時間を決めることによって、緊迫感が出るので集中力が高まり、記憶に関係する脳内物質が分泌され、読んだ内容が記憶に残りやすくなるのです。
最初から1日1冊はハードルが高いので、最初は「3日で1冊」を目標にしてください。
「3日で1冊」読めば、1ヶ月で10冊は読めます。

私が考える「本を読んだ」の定義は、「内容を説明できること」、そして「内容について議論できること」です。感想や自分の意見を述べられなければ、本を読んでいる意味がないのです。

感想や自分の意見を述べられない、ということは言い換えると「アウトプットできない」ということです。「アウトプットできない」ということは、自分の行動に影響を及ぼさない、ということ。

本を読む以上、それが自分の血となり肉となるような読み方をしなければいけません。成長の糧にならないような浅い読み方では、意味がないのです。

私は1冊の本で、本当に重要だと思えるところを3か所見つけ、そこにラインを引きます。1冊の本から、3行ラインを引ければ、「1500円の書籍の元がとれた」といえるでしょう。

読書で重要なのは、「量」ではなく「質」

睡眠前の読書は、心と体をリラックスさせて、睡眠に入りやすくしてくれるのです。

「おもしろそう!」と思って本を買ったなら、買った直後からすぐに読み始まることです。

「読書」というのは、インプットの入り口であり、その著者からの学びの入り口でもあります。
1冊おもしろい本を見つけたら、その著者の他の本を読んでみて、著者の経歴や人となりを知り、その人の考え方を全て吸収し、講演やセミナーに参加して、直接会って、直接学ぶのが、最高の学び、総合的な学びだと思います。

手当たり次第に読むのではなく、人が推薦する本から読んだほうが、ハズレを引かずに「良書」と出会う確率は高まります。

読書の場合でいえば、本を読めば読むほど、自分にとって「良い本」「役に立つ本」についてのデータベースが充実していくわけですから、直感で正しく判断できる確率が高まっていきます。

参考文献、引用元、原点をフル活用する
本の巻末に「参考文献」や「参考図書」がついていることがあります。または、本文中に逐一引用元、参考元が書かれていることもあります。残念なことに、多くの人は、この「参考文献」「参考図書」のページを、注意して読まないものです。しかしながら、「参考文献」は読書家にとっては極めて重要な情報源となります。この「参考文献」に書かれている本は、読んで損のない本が多いのです。なぜならば、その本の著者が、「参考」にした本だから。つまらない本、役に立たない本は、参考にしたり引用したりもしません。
「参考文献」というのはその本の著者が少なからぬ影響を受けた本のリストです。あるいは、その著者の「お勧め本リスト」ともいえるでしょう。
あなたがある本を読んで「もっと深く知りたい」と思った場合は、その本の「参考文献」の中から興味深い本をピックアップして読んでいけば、その分野の知識がさらに深まるのです。

読書は習慣です。本を読む習慣を身につけてください。
そうすれば、問題解決能力が格段に高まります。今まで悩んでいた問題が次々と解決し、ストレスからも解放されます。インプットとアウトプット、そして自己成長のスパイラルに入れば、毎日が楽しくてしょうがなくなります。
是非、読書を習慣にして「読書脳」を手に入れることで、無限の可能性を切り開いてください。


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