猪股修平 中国新聞記者

2020年入社。取材中や仕事の合間に感じた「若手記者ってこんなこと考えて仕事しています…

猪股修平 中国新聞記者

2020年入社。取材中や仕事の合間に感じた「若手記者ってこんなこと考えて仕事しています」的な投稿をしていきます。広島県警→広島市政→備後本社編集部(現職)。宮城県仙台市出身。Twitter→@inomata_chugoku

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  • 備後のニュースを振り返る「週間びんご」

    中国新聞に掲載された記事から、備後地域のニュースを記者が選り抜き紹介します。福山、尾道、三原、府中、尾道、神石高原の話題を中心にピックアップ。

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【初投稿】中国新聞の猪股です

縁もゆかりもない広島へ もう、何度驚かれただろう。「仙台からよう来んさったねぇ」。取材先で出身地の話題になると、反応はほぼ一様である。そして「広大(ひろだい=広島大学)出身なん?」と問われる。「いえ、大学は神奈川の方なんです」と返せば「ほえー」という感嘆の声を浴びる。  すっかり慣れたやり取りに「うちの地元では『ひろだい』って言われたら弘前大、『やまだい』は山口大じゃなくて山形大、『ふくだい』は福山大じゃなくて福島大なんですよ」と付け加えれば、大抵、場が盛り上がる。広島の人

    • ラストコラム

      8月末をもって退社します 先日ツイッター(X)でもお伝えしたとおり、8月末をもって中国新聞を去ることにした。詳しい動機や経緯は、この場では差し控える。ただ、前向きな退職とだけは強調したい。新聞記者からは離れても、文章を生み出す人間としての道はまだまだ続く。  退職を知らせると、各方面から連絡が来た。別れの季節のイメージのない夏だからだろうか。反応の多くは驚きだった。いや、あまりにも早い退社だからだろう。自分自身でもまだ実感がない。たった3年半で、広島を去るとは。  私は浅

      • 【ニュース】週間びんご②(4月10日~16日)

        統一地方選前半戦終わる 23日は尾道でダブル選 今週のトピックスで注目するのは、9日に投開票があった統一地方選挙前半戦。備後地域では福山市選挙区が今の区割りで初の無投票となった一方、尾道、府中・神石郡、三原市・世羅郡の3選挙区でベテランや新顔の候補者が当選した。23日には尾道市長、市議のダブル選挙の投開票がある。 4月10日(月)紙面より 無投票当選した福山市選挙区の10人を合わせ、備後地域からは16人の県議が当選。中国新聞は、当選者の訴えや喜びの表情を10日付朝刊で報じた

        • 【実験】備後地方の1週間まとめてみます「週間びんご」① 

          備後地方の1週間まとめてみます 3月1日をもって、2年間の警察担当から福山市政担当へ移った。同時にnoteの更新がおろそかに。といっても、まだ2回しか投稿していない。せっかく作ったのだから、もっと更新を高頻度にしたい。  そこで、今週から「週間びんご」と銘打ち、備後地方のニュースに特化して、筆者が気になる記事をnoteで更新していくことにした。今月から新年度になったことだし、ちょうど良い。それに、入学や入社を機に「地域の話題について知りたい」と考える人も多いはず。朝刊で読み

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          若手記者はスクープ写真の夢を見るか

          カメラは私を見限った グサリと来る一言がある。「やっぱりプロの方に撮られるとうれしいね」。取材相手が嬉々とした表情で撮影に応じたとき、心底申し訳ない気持ちになる。すみません、私、カメラは苦手なんです。  誰しも、一眼レフカメラ(あるいはミラーレスカメラ)を携えた記者を見れば「多かれ少なかれ撮影経験のある人だ」と思うかもしれない。確かに、新聞記者にとってカメラは商売道具の1つ。ただ、持ち主の撮影スキルまで担保されているかというと…私に限って言えば、微妙かもしれない。  写真

          若手記者はスクープ写真の夢を見るか