【実験】備後地方の１週間まとめてみます「週間びんご」①
備後地方の１週間まとめてみます
３月１日をもって、２年間の警察担当から福山市政担当へ移った。同時にnoteの更新がおろそかに。といっても、まだ２回しか投稿していない。せっかく作ったのだから、もっと更新を高頻度にしたい。
そこで、今週から「週間びんご」と銘打ち、備後地方のニュースに特化して、筆者が気になる記事をnoteで更新していくことにした。今月から新年度になったことだし、ちょうど良い。それに、入学や入社を機に「地域の話題について知りたい」と考える人も多いはず。朝刊で読み逃した記事、ふとしたときに振り返りたい話題をこちらでご覧いただければ幸いである。時には自身の取材背景も記したい。ひとまず、毎週土曜の更新を目標に掲げる（できるかな・・・）。
４月３日（月）紙面より
〈ふくやま文学館が未発表の短編小説刊行〉
まさに「幻の短編」が令和の世に放たれた。福山出身の小説家今井絵美子さん（１９４５～２０１７）の未発表作品「あいつの春」がふくやま文学館より刊行された。５７歳でデビューした今井さんの作品は公表作品が限られており、貴重な１冊となりそう。本作は１９８０年代を舞台に、夫を亡くした女性の恋愛模様を主に描く。２０１５年に歴史時代作家クラブ賞を受賞した今井さんが残した本作。同館職員によると、時代小説とは異なる味わいを楽しめるそうだ。
４月４日（火）紙面より
〈鞆未来トンネル残土による埋め立て工事開始〉
鞆の浦観光の新しい拠点ができそう。福山市鞆町の「鞆未来トンネル」の工事で出た残土の埋め立て工事が同町原地区で始まった。８２００平方㍍を１年かけて埋め立てる。埋め立て地には仙酔島へ向かう渡船乗り場や観光バス、一般車両の駐車場、展望テラスや売店を備えた交流施設が広島県や福山市によって造られる予定。交流施設は２０２６年度以降開業予定。
〈三原市医師会病院が新体制でスタート〉
三原市内唯一の脳神経系疾患医療機関の山田記念病院が１日に三原市医師会病院と統合した。山田記念病院の診療をし医師会病院が引き継ぐ。
４月５日（水）紙面より
〈福山市の人口 ４６万人割る〉
今年２月末時点の福山市の人口が４６万人を割った。２００６年の旧神辺町との合併以降、４６万人を下回るのは初めて。若者の流出や新型コロナウイルス禍で訪日外国人の入国が制限されたことが影響した。
〈世羅町花観光農園 見頃早まる〉
世羅町の花観光農園の花が例年より早く咲いた。3月の平均気温が観測史上最高だったため、早くも花畑を楽しむ人の姿が。ゴールデンウィークの行き先は世羅町で決まり、かもしれない。
６日（木）紙面より
〈性的少数者の相談受付開始 県内初〉
福山市が性的少数者の悩みを受け付けるメール相談窓口を県内の自治体で初めて開始した。電話相談に抵抗を覚える人に応えた。
相談フォームはこちら↓
４月７日（金）紙面より
〈尾道市土堂に文化交流館オープン〉
尾道市が購入した旧三井住友銀行尾道支店（同市土堂１丁目）の建物が５月１日から「まちなか文化交流館」として再スタートする。１９３８年建築の趣ある建物に音楽や展示イベントが開けるスペースを設けた。
〈福山市の小学生ひき逃げ ７０代の男を書類送検〉
今年２月９日に福山市引野町の市道で集団登校していた市立長浜小の児童が軽トラックに接触された事件で、福山東署は４月６日、市内の７０代男を自動車運転処罰法違反（過失傷害）と道交法違反（ひき逃げ）の疑いで書類送検した。この事件では児童４人が軽傷を負った。
〈期日前投票は前回上回る 県東部３選挙区〉
９日に投開票される県議選の期日前投票。尾道市、三原市・世羅郡、府中市・神石郡の各選挙区で期日前投票率が２０１９年の県議選や直近の補選を上回った。一方、現職議員からは「政治不信が続き、前回投票に届くのは大変厳しい」との声も。
８日（土）紙面より
〈１５歳以下の女子野球チーム 福山で結成〉
１５歳以下の軟式女子野球チーム「福山ローズファイターズガールズ」今月結成された。小中学生が対象で、居住地域や野球経験は問わない。福山市の市民球団「福山ローズファイターズ」を運営するＮＰＯ法人福山スポーツ雇用サポートセンターが立ち上げた。
９日は県議選投開票日
さて、明日９日は県議選の投開票日。筆者も開票所へ取材に行く。最大定数の福山選挙区は無投票に終わった。隣接選挙区の動向を追いたい。
来週の週間びんごではどんなニュースを紹介するだろう。ちなみに「週刊」ではなく「週間」にしたのは毎週必ず出せるか分からないから、という保険もかけている。そんな弱音を吐きつつも、このnoteでの発信を増やしたい。ここから備後地域に興味関心を抱いてくれる人が増えると信じて。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？