2024.1.27
投資と投機は、お金を増やすための手段として大きな違いがあります。
投資と投機の違いをちゃんと認識して今後の資金運用において幸せな選択ができるようになるといいですね。

投資とは、お金で別の物を買い、その物が将来において当初のお金を上回る価値になることを目的とした行為です。
投資するということはまず自分のキャッシュが減ることを意味します。
マイナスからスタートし、長い時間をかけてプラス側に持っていくことになります。

この特性を理解しておかないと、株式投資していきなり損が出ると
投資をやめてしまう人がいますが、投資の原則を理解していないということになります。
投資には長い時間が必要で、これに耐えられる人が将来の利益を手にすることができます。
新NISAでこれから投資デビューする人はここを理解しておく必要があります。

株の投資においては、企業の業績や将来の見通し、産業のトレンドなどを慎重に分析し、リスクとリターンのバランスを考慮しながら投資先を決めなければなりません。
私は最近の新NISA投資においてオルカン一辺倒の風潮には危うさを感じています。

投資は時間が必要です、長期的に運用することにより、勝率を上げることができます。
投資を行うこと自体が経済活動となり、企業や経済の発展を支え、資金の好循環を高めることにもなります。

一方、投機はギャンブルの性格を持つ資金運用の手法です。
投機は、市場の変動や価格の上昇・下落に賭けることを目指します。
短期的なリターンを追求し、おおきなリスクを負うことになります。

投機は、将来の企業の収益や業績に基づくものではなく、市場の変動や投資家の感情を利用した手法となります。
株の短期トレードやFX ・仮想通貨取引は投機となります。

投機においてはほとんどの人が敗者となり、ほんの一握りの人が敗者の負け分を独り占めすることにより大きな利益を得る構造です。
ゼロサムゲームですね
天才または強運の持ち主しか勝てません。
また、投機は自分が破産するまでやめることができないようですね。

日本人は投機・ギャンブルが好きですよね。
競馬・パチンコ・宝くじ等ギャンブルが身の回りにあふれていますよね。
一発逆転が好きなんでしょうね。
ギャンブルで成功した人はいないと分かっていてもやっちゃうんでしょうね。
株で一発逆転はありません。

投資と投機は、資金運用の手法としては似ていますが、本質的な違いがあります。
投資は、将来の収益を追求するためにリスクを適切に管理し、市場の基本的な原則に基づいて行われるものです。
投機は、市場の変動や感情に左右され、短期的なリターンを追求する手法です。

資金運用を検討する際は、投機になっていないか自分でチェックして、健全な投資で将来の財産を増やしていきましょう。

さて、今日はこの辺で
知識をinput 知恵をoutput
inoueでした。