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毎日のやることを犠牲にして、サッカーの天皇杯やラグビーワールドカップの試合を全て観る必要性はあったのかと葛藤が起きています。

──『終わった後に過ごした時間の価値が決まる。だから人間は継続が出来ない』──
☆☆☆

 2023年10月9日(月)。休みの日。スポーツの日。

 幻聴が聞こえますね。サルゲッチュ3というゲームを延々とやっていて、お目当てのステージまで行くことが出来て、資料としては満足を得たのでプレイステーション2はまたクローゼットの中へとお蔵入りになりました。

 こんにちは。井上和音です。

 グリットという言葉しか信用していないのですが、ようは自分で決めた量の仕事というか、趣味のような文章の更新はしようねというやつです。

 土日とか休みの日とかは異世界小説を更新しようというのもグリットの一つに入れていました。休日で時間があれば必ず更新しようねと決めていました。

 「その文章いる?」とか幻聴で聞こえてきていますが。はい。幻聴さん。あなたはどちら派なのでしょうか。ちゃんとグリットを守って毎日書いてと言う派なのでしょうか。それとも毎日書いたところで意味はないよとそういう派のタイプでしょうか。

 「いらないいらない」とか否定ばかりだと、あなたの主張が分からないのです。あなたは一体何なのですか。もしかしてただ邪魔するのが楽しかったりする感じですか。

 昨夜は異世界小説を書こうと思えば書けました。いつも通り。アイデアだけはぽんぽんと浮かぶので。一人でお風呂に入っている時にだいたいの場面や台詞は思い浮かびます。微妙に面白かったり、こんな展開になったら良いよなあとか思い浮かんではいました。

 ところが昨夜、午後八時からはラグビーワールドカップ。一次リーグ最終戦、日本vs.アルゼンチン。勝てばベスト8が決まる俗に言う運命の一戦。

 スタートからアルゼンチンと日本の一進一退の攻防でした。家族もソファに座って観ていたので自分も地べたに座って観ることにしてしまいました。

 結局最後まで観てしまい、日本は負けてしまいました。個人的な感想を軽く述べれば、もうちょっとディフェンスの際のタックルは、横にスライドするのではなくて、もうちょっと後ろから構えてタックルしなければ下半身の力を上手く相手に乗せられないのではと思ってしまいました。ラグビーはしたことも無いので強いことは言えませんが、課題はデイフェンスだったのかなと思ってしまいました。

 ラグビーワールドカップを観終わった後は午後10時くらいでしたね。そこから異世界小説を書くか寝るか迷いましたが、寝ることを選択しました。

 寝ましたね。グリットを無視して寝ました。異世界小説って63,000字強を書いているので別にカクヨムコンテスト9や、第30回スニーカー大賞に間に合わないかと言われたら、逆に書き過ぎですよと言いたくなります。それにカクヨムコンテスト9の読者票が効果を発揮するのって12/1からですよ。今読んでもらっても特には何にもならない。それに、10万字を超えたあたり辺りから一巻目終了という形を取って、『『世界はそれでも終わらない2』異世界配信VRMMOー神スキルを当てた少女が暴れ出すー』とかにタイトルは変わるのかなあと思います。

 異世界小説を書いているのが恥ずかしい気がしてきましたが、なんだかんだ思い付いたネタをただ書くことが出来る場所ってのも大事なのかなと思いました。特に計画とかこだわりとかはないのですが、勝手に思い付いた文章とかがせっかくあれば、それを書き残しておいたほうが良いに決まってはいます。

 特に流行ったりとか人気になったりとかはしていませんが。

 それでも読んでくださる読者の方はいます。二人ほど。ありがたいことですね。

 本当にありがたいです。

 実は、『世界はそれでも終わらない』の中の、天上の白亜神殿 / 天文館

という舞台が出てくるのですが、この舞台の元ネタとなったのがサルゲッチュ3のとんでもマウンテンというステージに出てくる、空中に浮かぶ神殿になります。

 仕事で倒れてベッドの上でぼーっとしていたら、その頭の片隅にあったサルゲッチュ3の天空の神殿で二人がただ駄弁るシーンが思い浮かびました。思い付いたというよりも、ただ思い浮かんで二人が延々と喋り続けるので、その空中神殿での場面を頭の片隅に置いたまま家に帰りました。家に帰ってお風呂に入ると、寝ていた時の記憶が蘇って来て、土曜日にはただ文字列に変換することが出来ました。

 文字列に変換したことは大抵が忘れることが出来るので、やっと忘れられると思いほっとしました。

 ところが、その土曜日の夜の寝る直前のこと。……ではないです。すみません。仕事中に思い付いた平日のその夜のことですが、その日に「そう言えばサルゲッチュ3の空中神殿って本物はどんな感じだったっけ。本物が見たいな」と思ってAmazonで中古でサルゲッチュ3をポチってしまいました。1,000円くらいの出費ですね。そのサルゲッチュ3が届く前に、天上の白亜神殿を書ききったので、本音を言うとサルゲッチュ3を注文したことは完全に無駄になりました。

 届いたのは日曜日のことでしたし。井上さんは馬鹿ですよ。

 馬鹿とはいえども、買ってしまったので久し振りに空中神殿にでも行ってみるかと思ってスポーツの日の今日に、サルゲッチュ3を始めからやってみることにしました。

 午後三時半くらいにようやく空中神殿まで行きました。頭の中で思っていたよりも空中神殿の大きさが小さかったので、本物を見る前に文字列に変換しておいて良かったなと心から思いました。本物を見た後には舞台にシングルベッドを二つ置くことは想像することは出来なかったでしょう。自分の頭のなかの空中神殿と本物の齟齬があることに気が付いて良かったです。

 サルゲッチュ3の空中神殿はまたまたこれも美しかったのは間違いないのですが、自分の頭の中の空中神殿のほうが都合が良くて文字列にしやすかったです。何がいいのか自分以外の人には全く分からないとは思いますが。

 要するに昨日はラグビーワールドカップを観たし、今日はサルゲッチュ3を延々とやっていました。幸せじゃないですか。ええ充分幸せです。サルゲッチュ3で空中神殿を散歩した後は、サルゲッチュ3からは完全に縁を切りました。プレイしていた理由がただ空中神殿を見たかっただけですから。

 終わってみてから思うことは、「果たしてこれはやる意味があったのか」という疑問が常に付きまといます。「ラグビーワールドカップを観る意味はありましたか。グリットをただ黙々と続けていれば良かったのでは」と思ってしまいます。昨日はサッカー天皇杯ロアッソ熊本の試合も生で延々と観ていましたから。スポーツ観戦だけで3時間くらい費やしたのではないのでしょうか。費やしただけのリターンはあったでしょうか。こういう考え方がそもそもいけないのでしょうか。

 こうやって、2000文字を遥かに超えて3000文字に近付こうかとしていると、段々と幻聴が聞こえるようになってきます。「意味ある?」「それ書いた」。とりあえずは幻聴としては、「毎日続けるのは良いけれど、一つの記事の文字数は多くて意味があることはありませんよ。ただの労力の無駄なので文字数を減らしなさい」と言っているらしいです。それに賛成したいのですけれども、どうしても文字数が長くなってしまいます。今日は家の掃除もしなければいけないので、本当は文字数を短めにしてさっさと仕事に取り掛かりたいのですが。何で文字数は長くなるのでしょうね。短く。終わり!

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